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始末

  • 始末
6日の朝、早起きして借りている市民農園へ行く。

ここのところ、天気予報では雨が降るというものの、場所によってはそれほど降っていないので、ちょっと心配になったのだ。
案の定、カラカラではないものの水が足りないような感じ。
夕方から雨になるとは言うものの、取りあえず、水をかけておくことにした(結果的には、夜、雨が降った^^;)。




そして、朝食をとってから、今日も大荒沢のお堂へお祭りの準備に行く。
ヘクサムシ(かめむし)が、昨秋異常に多かったのだが、お堂内部に残っているヘクサムシの量も尋常ではない感じ。
今までお掃除をしていなかったとこも含めて、かなり徹底的に行ってはいるのだけれど、きりがない。
大般若経典を納めている箱から、死がいを含めてワサワサと出てくる。
いやはや、あと二日、頑張らなくちゃ。

この日は、太陽と金星が交差する日だとか。
お大師山をみても、ぼんやりと雲がかかった天気だし、このあたりでは見られないんだろうなぁと思った。

それでも、晴れ間に見ることができたらしいね。




帰宅してすぐ、山形市へ向かう。
山形大学で、「やまがた草木塔ネットワーク」の理事会と運営委員会があるのだ。
時間的にギリギリで急がねばならないのだけれど、国道沿線に警察のパトカーがずいぶんとあちらこちらに停まっているのが見られる。
田沢の道の駅にも一台ずうっと停まっていた。

帰宅後に家族と話していたら「オームの手配されている人が逃げているからでないか」という。なるほど、そうかもしれぬ。スピードの取り締まりにしてはおかしいものね。



大学のキャンパスってなんだかいいなぁ。
懐かしい気分と(自分はここに入ったわけではないけど)、ちょっとがんばろうかなぁ、というような気持になる。

会議は時間どうりに終了。

いつもの通り、旧県庁ちかくにある、古本とカフェの「紙月」さんに立ち寄る。
本と珈琲とジャズが大好きなご主人がいらっしゃる。
この前2回とも休みだったので久しぶりだった。
「ほんきこ。」(ミニコミ誌)も快く置いてくださっている。



本を一冊購入。
手作りしたという、栞をもらった。
この本を入れる袋もとても好みなのだ。
ドタバタした一日を、この店で珈琲を飲んで終えるのは嬉しい。

「大量の本の始末をどうしたらよいか」という話をした。
「あぁ、そういうことを蔵書家の人たちが書いたエッセイあるよ」と一冊カウンターの脇から取り出して見せてくれた。
ちょと眺めて「結局、棚を増やしたり、書庫を造っても、どうにもならないってことみたいだよ」
「面白そう、この本、飼おうかな」
「いやいや、読まない方がいいよ。どうしようもないっていう話だから(笑)」

ということで帰路についた。






2012.06.07:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

夏の空気

  • 夏の空気
6月5日(火) 晴れ のちやや曇り 
日中は少し蒸れた感じ。

夜の空気が夏らしくなってきたかな。

大荒沢の例祭が近くなって、お堂の清掃や片づけなどの準備に行く。
あいかわらず、ヘクサムシ(カメムシ)がいっぱいで辟易してしまう(--;
もう暑くなったんだから、早く出て行って、というわけでだいぶ追い出したのだけれど、次から次と這い出して来るのだ。



周囲は緑に囲まれ、沢の流れの音が聞こえ、エゾハルゼミの鳴き声が響き渡り、気温も上がって、人は誰も来ない山の中…、これはお昼寝に絶好(^^

というわけにもいかないので、およそ3時間弱、ヘクサムシの匂いが染みつきそうになったところで、今日の作業は終了。



大荒沢に行くときは、基本的にご精進。
昔の人は、「なまぐさ喰ってお不動さまにお参りさんになだ!」と田沢の方は厳しく守っていらしたものだ。
それだけ、山の厳しい仕事に関わって、信仰が受け継がれてきたものだ。
わが家でも、先代の住職の持戒の厳しさには、今更ながら驚いてしまう。
現住職にも感じる。

私は…、それから見るとまだまだ。
それでも、ご飯にアイコのきり和えとか、海苔佃煮とかで、ご精進にするぐらいのことなのだけれど、肉・卵・魚を口にしない。

食事の準備をする方がたいへんみたいだね。



初めての予防接種と検診のため、相方と娘は小児科へ。
順調に発育しているらしい。
かなり太めだったのが、ここにき、これでもだいぶ締まってきたそうな。
時折、トレーニングでうつぶせにさせていると、少しづつ首をあげて、こんな状態でいられるようになった。

いやぁ、どんどん成長するものだ。



そして、あっと言う間に夜。
娘の枕もとにトンボ。
何時の間に入ってきたものやら…、オツネントンボという冬越しをするトンボのようなのだが。

夜の空気が、夏っぽくなって、なんだかいいのだ。
2012.06.06:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

日曜と月曜に

  • 日曜と月曜に
5月4日(月) 晴れ 一時曇り

昨日と今日は大気が不安定になっているようだ。
暑くなってきたけれど、お昼頃に急に雲が出てきて、ポツリポツリと雨が落ちてきた。
今日はそれで回復してしまった。
どこかでは強い雨が降っていたのかもしれない。



これは昨日。
上山の十日町「いろは市」というイベントに行く。
一本の商店街通りを通行規制して(車は入れない)、それぞれの店舗ごとや団体・グループでイベント用の店を開いているというもの。

その一角の「長屋門ギャラリー」で6月15日~18日、22日~24日に「ゆに、花 あるく展」という展示会を開くグループがいる。その企画をする人が知り合いで、FBを見たら「いろは市」にいるというのでトコトコと車を走らせて行ってみたのだ。



「わくわく長屋門ギャラリー ともだち作家shop」は通りのいちばん駅に近いところに店を出していた。自分が車を停めた駐車場は、その逆側の入り口(笑)
けっこう長い通りだった。
おかげで、ずうっと全体を眺めて歩けてよかった(^^;







イベントの盛りは過ぎていたのかもしれないけれど、全体的にゆったりというかゆるい雰囲気が素敵なイベントのようです。
スケジュールがぎっちり、次から次へというのもくたびれます。
あちこちで「何かやってるなぁ」っていうこういうほうが、長続きするんじゃないのかなぁ。

イベント終了で、知人に別れを告げて、長井の実家へ。




ということで、日曜日の研修(研修だったんだ…)の旅を終え、月曜日は家のぐるりのやらなきゃならないことがいっぱい。



畑をこしゃい、草をむしり、裏口の片付け&補修作業、クリーンセンターへゴミの搬入…。また戻って、畑というようなあんばいで、19時を回って暗くなって終了。



いやいや汗をかいた。
娘を風呂に入れて、今夜は月食だと思い出した。
雲でぼんやりながら肉眼では月の一部が欠けて見えた。
で、コンデジで撮ってみたが、いつもの月のように写ってた^^;



2012.06.05:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

空気のお祭り

  • 空気のお祭り
6月3日(日) 晴れ のち曇り 夕刻に雨(が、降ったらしい)

田沢地区の大運動会(第52回目)がある日曜日、なのですが、今回はお休みをさせていただき(町内の皆さんゴメンナサイ)、朝日町の空気神社へ。

今まで近くまで行っていながら、神社へは初めてである。

6月5日が空気の日(らしい^^;)にちなんで、その日に近い土・日曜日にお祭りが催されるとのこと。
今年は2日(土)・3日(日)。

わが家から車でスタートして、1時間ちょっとで山道を登り切った朝日自然観に到着。

10時に行事(イベント)スタートということで、もうすでに駐車場はいっぱいになっており、福島県など近県のナンバー車も目立っている。





林の中の緩やかな木道を歩くことしばし。
鮮やかな緑のなかに開けた場所があり、ステンレスでできた舞台の周りには、すでに多くの見物者というか参拝者?!がいっぱいになっている。
その中で、巫女姿の地元の小学生(と、司会役の人が言っていた)の皆さんが、これも地元の雅楽保存会の演奏に合わせて舞いを披露していた。

舞台の周囲にぐるりとカメラを構えた人が並んでいるためよく見えないのだが、このお天気と緑とよい空気の中で、気分の良いものである。



舞いと雅楽の演奏、周囲ではお土産?!お守りのようなものも売っている。

舞台の下にお宮があり、2・3日と5日だけ参拝することができるそうで、一つだけかかっている梯子段を下りて行く人の列ができている。
ある程度の人数しか入れないこと、舞いや雅楽の披露が時間をおいて行われ、その間は登り降りできないため、行列ができて、なかなか入ることができない。


ゆっくりと登って来た道を戻る。
駐車場近くの広場には、地元の産品を売るテントなどが立てられており賑わっていた。







自然観のやや下にある、白倉の展望台で下界を眺める。
看板に「信仰の里」とある。
なぜなのかよくわからぬ。後で調べることにしよう。
この場所はとても落ち着く。地域で造った展望台のようなのだが、どうなのだろう。



さらにふもとに降りてきて、蜜蝋を造っている安藤さんの工房&お店に立ち寄る。
ドームハウスがある頃以来なので、もう十数年ぶりになるだろうか。

代わる代わるお客様が立ち寄る。

建物はかわっても(新しくなった^^;)こうして続けていること、素敵だなぁ。


時間は、もうすでにお昼の時間を過ぎてしまっていた。
2012.06.04:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

早いですなぁ

  • 早いですなぁ
6月2日(土) 晴れ ぐんぐん気温上昇し、夏日。

大荒沢不動尊のお祭りの準備のため、有志の皆様に集まって戴いて早朝作業をしていただいた。

「午前5時から」
エッ、ご5時ですか?!(@_@;
地域の年配の皆様は相変わらず朝が早く、私の5時半からという申し出よりもさらに早い作業開始となった。



5時からというと、皆様4時45分頃にはやって来るのだよ(^^;
4時ちょい前に辛うじて眼をさまし、起きて支度をして4時50分に到着すると、車が既に7~8台到着してた(×_×;
どんだけ早いんだろう。
20人も集まっていただいた。

雪囲いの骨組みを片づけ、お堂横の参拝者用の建屋を組み立て、境内地の掃除を行って、7時前には解散。

さらに堂内の片付けと朝の勤行してから帰路に着く。





冬のあの雪が、まるで嘘のようだ。
新緑の遥かかなたの嶺に雪が見えるだけになった。
この国というか地域の四季の移り変わりに驚き、感動する。






帰宅後は朝食をとるとすぐに、市内の文化施設で行われる、市の公益事業の補助金に関わるプレゼント審査の会議に出席。
2団体だけの参加であったが、たいへん内容があり熱い思いを感じさせるプレゼンに感心しつつ、午前を終えた。

その後、帰宅してから檀家さんのお葬式のため、セレモニーホールへ。
お亡くなりになった方は、30年ほど前まで、お寺の2軒となりに住んでらした。
引っ越されてからも往き来はあったものの、ここ数年は顔を合わせる機会がなかった。
あらためて、いろんな思い出がよみがえってきた。
滞りなく葬儀を終えることができた 合掌。


18時前に帰宅。
まだ外は明るいが、さすがに早朝から4時前から起きているので、本日はここまで。




2012.06.03:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]