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真夏日

  • 真夏日
7月16日(月) 海の日で祝日

晴れ、気温急上昇し、今年最高気温か。

朝、すぐ近くでサルを追い払う花火の音が「パーン、パーン」と響く。
慌てて、裏の畑に出ていくと、一匹、裏山に逃走していった。

ジャガイモが一本だけ抜けれていた。

隣のばあちゃんら家族が出てきていて、「お寺の駐車場までサル来てて、家の小屋の屋根さも登ってだったんだじ!」と言う。
そりゃぁたいへんだ。

そう思っていたら、道路の向かい側の方から相次いで花火の音。
「あらららら、あっちさ行ったんだな!」

山から遠い、道路の向こう側にはなかなか行かなかったのだが、今年は状況が変わってきたのだろうか。

隣のおじいさんいわく「ヨシハルんとこの(私のこと)ジャガイモは、猿さかせる(食わせる)ように作っていたようなもんだもなぁ。」と半分笑いながらいう。
「んだず。今年はあそこ(山際)しかねくてよぉ」と苦笑いなのである。

何か良い方法はないものか。





お寺では午前中法事があり、20人ほどのお客様。
四十九日の法要をここで営むことを、早くから約束していたのだけれど、急なお葬式が入り、なかなかバタバタとした動きになってしまった。

まぁ、急でないお葬式というのはないのだけれど、他の予定との兼ね合いや、斎場の都合とか友引きであったり、そこらへんの調整がどうも間がよくない時があるものだ。

それぞれ、調整をお願いして、今回は概ね施主の皆さんの希望に沿うカタチで終えることができたのではないかと思っている。皆様に感謝である。




法要を終えてから、会食の会場へ向かい、約30分ほど参加させていただいた。
ここでは、施主の方に時間等について、たいへん配慮をいただいた。

そこから斎場へ。
さらに一端お寺に戻って、準備を終えてからセレモニーホール。

まさに、今年一番の暑さ。
大汗が噴き出る。
セレモニーホールはさすがに冷房が利いており、ありがたいと思う。

15時30分からの告別式という、遅い時間となったものの、隣組の皆さんには快くご協力をいただいた。

18時過ぎに檀払いを終えた。




帰宅し、19時近いのだがまだ蒸し暑く、空も明るい。

空気が夏の匂いである。

扇風機を全開にして涼んだ。

夏である。




2012.07.17:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

合掌

  • 合掌
7月15日(日) 曇り時々雨

はっきりしない、蒸し暑い、いかにも梅雨らしい天気の日曜日。
イベントに関わる人たち、やきもきしているだろうなぁ。
九州の大雨は多くの方が亡くなってたいへんなことになっている。
ここにいると想像もできない。


昨夜遅く電話がかかってきた。
23時半…。
これは、普通の電話であるはずはなく、地区にある家の方がお亡くなりになった、との第一報。

私が赤ちゃんの頃から髪を切ってもらっていたおばちゃんである。
おばちゃんと言っても、すでに九十才近くなっていて、ここ数年は施設に入所されていた。
私にとっては、いくつになっても床屋のオバチャンなのである。

明けて、今朝早く枕行をあげに通夜場に出向いた。
久しぶりに対面したお顔は、昔とあまり変わっていなかった。
60歳の時に脳梗塞に倒れて身体が不もとりになって床屋さんを引退。
それでも、気丈に日常生活を送られるようになっていたものだったが…。

合掌





さて、食卓。
なぜかカニカマずくし(^^;
相方と母親が一品づつ作ってダブったものやら。
まぁいいんですけどね。


日曜日、法事が二件続く。

なんとか時間に間に合うようにお勤めができて、両家に迷惑をかけずに済んだようだ。

そして、お昼に会食に招かれて出席。
この頃は、お店などで会食というケースが多くなった。
本日のご両家もそのようなことであった。



温泉旅館での会食で会ったのだが、その日そこである二軒の宴席の代表者がなんと同姓同名(@_@;
地も全く一緒。
これは、旅館もそうだけど、お互い驚いただろうなぁ。
しかし、特に混乱もなく、宴会場を二つに仕切って催された。
まず、いがったいがった。

こんなことってあるもんなんだなぁ。

とにもかくにも、日曜日はなんとか終了なのであった。

2012.07.16:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

ぼちぼちと

  • ぼちぼちと
7月14日(土) 小雨のち 降ったりやんだりしながら 小雨。

さて、九州地方の大雨は大変なことになっているようで、お見舞い申し上げる。
こちらは、降りそうで降らないというか、降らないと言いきれない感じで、各地でイベントを予定している方には、だいぶやきもきさせられるお天気模様になった。


画像はマカデミアナッツとそれを割る道具。
豆屋さんに、無塩で脂っこくないナッツを買いに行ったのだけれど、ナッツ&割り機のセットを買ってしまった。。。
お店の意図にちゃんとはまっちゃった^^;
けれど、これがなかなか。
堅い殻を一個一個割って食べるという行為はわるくないのである。
しかも、美味しい。
それで、麦酒を飲みつつ、パン!と割って食っている。




午前中、お隣り簗沢地区のお宅で地祀りのお勤めをさせていただいた。
そこは、だいぶ奥の方で、この地区のランドマークになっているトンガリ山が間近に見え、この角度からだと普通にこんもりとした山にしか見えないから面白い。

家の近くの畑に、サル除けの電気柵を張り巡らし、犬の鳴き声がタイマーでなるようになり、その上、サルが不快と感ずる音を流し続けている。

にもかかわらず、昨日ジャガイモを引っこ抜かれ掘られていたのである。
そこに、ピンクのテープで目印を貼ってるから、一目で十数株やられているのが判った。

ウムム、これでは何にもならないなぁ。
それにおサル除けの不快音が、私にはどうも気持ち悪くて、切って頂いた。
自分はおサルに近いんだろうか、どうも堪えられない。

ご祈祷を終えてからも、おサルの被害対策などについていろいろとお話を聞いて、結論は有効な策は今のところな「ない」ということだった。




午後からは、田沢地区の下中原集落のお祭りがあり、ご祈願のお勤め。
集落の鎮守さま数カ所の合祭で、集会所で祈祷を行い、その後子どものお神輿の連行。

と言っても、小学生が6人(^^
しかも、そのうち高学年の2人が間に合わなくて、4人(^^;

まぁ、軽トラでおおかた移動して約三十軒を回ることになる。
ちょっとトホホな感じだけど、子どもたちの無邪気に明るいところが救いである。

私は、ノンアルビールをちょいとご馳走になって、神輿の出発お見送って帰ってきた。



まだ明るいので、畑の周囲の草刈りを行う。
サルのブラインドをなくすだけで、少々の予防にはなるようである。

今日はまだおサルは出てきていないようだ。

2012.07.15:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

ちぎりパン

  • ちぎりパン
7月13日(金) 晴れ 夕刻に曇り

暑くて蒸れて、ちょっとうごくと汗が噴き出してくる。
蝉が鳴き、夜も夏の匂いのようなものを感じる。
冬が長いこの地方に住んでいて、そう長くない夏を感じる時期なのだ。

娘も大汗をかいて寝ている。
なので、相方に「行水さっせっぺ」というわけで、お昼にお風呂で体温より低いぬるま湯のシャワーをさせたら、なんとなく気持ちよさそうな表情をしている。

今とてもコロコロと太っているので、よけいに汗をかくのかもしれない。

娘の腕を見ていたら、コンビニで売っている「ちぎりパン」を思い出してしまった(^^;  んで、ついおやつに購入(これ、どんな親ですかねーー;)




昨夜、地元コミセンであった講演会の折り、「ジャガイモをぜーんぶ掘られた。荒澤くんとこは大丈夫だったか?」と聞かれて、「うん、おれんとこにはまだ来てねぇよ。遅く植えたから花もやっと咲き始めたばっかりだがらよ」

と、言っていたのだが…。
今朝、畑に行って見たら、なんとジャガイモをほじくり返されていた。
株数で10ぐらいではあったが、けっこう大きくなっていたジャガイモをひきぬいて喰った痕もあった。



畑の手前側の草刈りを怠っていたので、目隠しにもなっており、やはり常々周囲の様子を見ているんだなぁ。
油断ならぬ。

合い間に、小一時間ほど草を刈って、畑を(お猿さんも)いろんな方向から見えるようにした。山の方も刈っておかなければならないだろう。




15時半から、米沢市街に近い住宅地で、屋敷神さまのご祈祷。
17時から、その家の方が建立した「草木塔」の前で、草木塔のご供養と事業の安全祈願祭のお勤め。

草木塔供養をお祭りというカタチで行っているところ多くない。
木と関わる事業をされていることもあり、安全祈願とあわせてお祭りをされている数少ない例である。



というわけで、お勤めを終えて帰宅。
家の前の街灯に明かりが点り、本日終了という感じでありました。

2012.07.14:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

梅雨空の一日に

  • 梅雨空の一日に
7月12日(木) 小雨のち曇り やがて晴れ間が出た

久々にゆっくりお酒を飲んで泊まって、朝も温泉に入ってゆっくり帰ってきた。
「まどか」の部屋の窓からはダリア園が見えるが、花はまだこれから。
ハーブ園の方では、今、毎日イベントを行っているようだ。



わが家の周囲でも蝉が鳴きはじめ、猿が出て来るので、近所では追い払うための花火の連発音があちこちから聴こえてくる。

「パーン、パーン、パーン・・・」と爆音が轟く8連発の花火で、すぐにわかる。
それでも、隣の家のジャガイモは全部掘られてしまったとか。

もう、何年もやってるから、サルたちも驚かなくなってしまったのだろう。
こちらは植えるのが遅かったから、まだ来ないのだろうか、今のところ被害はない。

昨夜の懇親の席でも、動物の出没情報や被害が話題になった。
サル、熊、タヌキ、キツネ、ハクビシン、カモシカ、イノシシ、アオサギ…。
山地や平野を問わず、みな共通して、おおかたの地域で起きている。

米沢の町の真ん中のお寺さまの境内にカモシカが表れ、周囲の人が騒いで警察が捜していたのを知らずにそっとしておいたら、通報しないのが行けないと始末書を書かされた話し。

通報を受けた教育委員会の職員をしている人が、捕獲の際に、カモシカをヘッドロックし、胸に頭突きされて怖かった話…。

本当にきりがないほど。

獣たちのとのつきあいは、まだまだこれからだ。




さて、子どもの髪が伸びて暑そうになったので、相方が行きつけのお店へ連れて行って切ってもらってきた。
帰宅して、見てみると…ふむふむ(笑)
ボーイッシュである。
しばらく、間違われるかもしれぬが、まぁめんごいではないか♡♡(親バカ)。

おかげで、入浴の時、洗うのがとても楽になった^^




夜は、田沢コミセンで、地域づくり講演会。
講師は地域づくりのエキスパートである、山形大学の准教授 村松 真さん。

各地で地域づくりに関わる調査・研究・支援を実践されている。

その想いが、ドカンとぶつかってくる熱い講演であった。

「地域づくり とはいったいなんだろう」と、仕事で関わっているときからもやもやしていたものを解くヒントになるかもしれぬ。




2012.07.13:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]