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「草木塔との語らい」2012 当日

  • 「草木塔との語らい」2012 当日
7月21日(土) 曇りのち晴れ 一時小雨

さあ、「草木塔との語らい 2012」いよいよ当日、本番である。

が、その前に、早朝からお隣りの上の町の地域のお祭り、「愛宕地蔵尊」のご祈祷のお勤めに。

本来は23日にお神輿と夜祭り、24日が本祭りなのだが、ここのところ一番近い日曜日に合わせて開催ということになっている。

今年は22日開催なのだけれど、こちらの都合もあり、朝掃除のこの日にご祈祷ということになった。



直登の山の参道を息を切らして登る。
アサイチとしては、なかなかハードである。
朝掃除を終えた町内会長さんが「おれは、今朝、4回目の登りだ!」と元気におっしゃる。
いやはや、ご苦労さまである。

なんとか7時までにお勤めを終えて下山である。
田んぼを背景にたなびく幟が美しいではないか!




8時に、スタッフは田沢コミセンに集合し準備と受付を開始する。
私は、説明・案内係と今日は祈願祭があるので、和尚の格好をしている。

私を知っている方は「あれ、今日は法事で出らんにのか?」とか声をかけてくださる。
なので、朝のごあいさつで、ハンドマイクを持って上記の都合について説明をさせていただいた。

午前9時過ぎには、マイクロバス2台と、乗用車3台で出発。
最初の場所、塩地平には準備のための先発隊がすでに出かけている。






約10分で現場に到着。
準備は万端にできている。
会長のあいさつ、市からのあいさつをいただき、いよいよ祈願祭。
草木供養塔の覆い屋の後ろは紅白幕。
下の平らな所に机を置き、石塔前には生け花・お神酒・お供え物…。
あ、自分が受け取った「ばんだい餅」のお供え物を、忘れてきた・・・・・・・。

230数年前に建立された時に、こんなふうにしたのでは、と想像しながら用意していただいたのを、置いてきてしまった(--;
が、一人のスタッフが急いで取りに行って持って来てくださった。

いやいや、ゴメンでは済まぬが、ゴメンナサイ&ありがとうなのだ。
ある意味、歴史的な祈願祭を無事に終了。




ご祈祷を終えたら、すぐに案内人に(^^;
どうも、修験の装束にハンドトーキーは似合わない、というより怪しいなぁ。


というとこで、時間がないので今朝のログはここまで。

2012.07.26:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

7月20日(金) 晴れ

  • 7月20日(金) 晴れ
7月20日(金) 晴れ

五日ぶりのブログである。
なんだかとても忙しかったり、咽喉風邪というか咳が出てガラガラ声になったり、ということになってPCの前に座る時間がなかったのだ。

夜、窓を開けたまま、着どころ寝をして、身体が冷えてしまって、ほんとは喉だけでなくて肺炎にでもなったんじゃないかと思った。まったく不覚だった。




畑のジャガイモに網をベタ掛けしてからはサルに掘られていないようだ。
それでも、近所で花火の音がすると外に出て眺めてみる。


午前中、父親の白内障などの眼科受診のため市立病院へ。
目の瞳孔が開く薬を使用するため、車の運転ができないのだ。
なかなかたいへんなものだ。


そして、午後からは翌日に田沢コミセン開催する「草木塔との語らい」というイベントの準備のためコミセンへ。




講演会の会場を設営し、当日の資料を印刷・製本・袋詰め!
女性陣が中心のお昼の「ばんだい餅」や山菜汁・漬物等の準備。
そして、祈願祭のための花を活けたり等々、13時から17時半までたっぷりかかった。

それから、一人で塩地平の現場へ下見に行く。



覆い屋は、立派に完成していた。
鉄骨製ではあるものの、四つ屋根の、天辺には寶珠を象った飾りが施されている。お祭り時の飾り付けや、配置などを頭に描く。
二百三十数年前、建立された時、もしかしたら供養とか祈願祭をこんな形で行われたのではなかろうか、ということを想像してイメージづくりをしてみた。


帰路、もう夕方、18時を過ぎて大荒沢不動堂に立ち寄る。
なんと、お堂の鍵が壊されていた。
罰あたりなものだ。
幸い、建物を壊されたり盗られた様子はなかった。
鍵を修理しなければならない。
まったく困った。




夕食後、相方の活けた花を眺めたりしながら、祈願祭の表白文をまとめて、仕上げてゆく。
表白文とは、祈願祭の儀式を行う意義を私たちが理解することでもあり、神さまなど(この度は草木供養塔)に語りかけるものである。
結局は、自分の想いがどうであるかという問いかけでもある。

なんとか出来上がって、当日を迎えるばかりになった。
2012.07.25:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

初七輪

  • 初七輪
7月19日(木) 晴れ
スカッと晴れわたり、暑いながら爽やかな風が吹く一日。

最古の草木供養塔が建立されたのは今から約230年前の七月十九日。
当時は旧暦なのだろうけれど、個人的には草木塔の誕生日、ということにしている。

午前中は、お隣の川西町の役場とフレンドリープラザと米沢の市役所、それから田沢コミセンに用があって出向く。
途中の風景、青空と田んぼや周囲の緑がハッとするほどきれいである。
プラザも周囲に神社の森や木々があって、じつにいい気分になる場所だ。





今日と明日で、お寺のトイレ(家族兼用)の一部改修工事。
今まで便槽式でしかも洋式がなかったため、一個を簡易水洗式の洋式にすることになった。

午後から知り合いの設備屋さんがきて工事開始。
東側にあるので、ちょうど日陰になってよかった。
おかげで、工事は順調。
水道の配管を終えて、翌日便器を設置して出来上がりである。




お寺の西側に「子易地蔵さん」が鎮座している。
毎年、7月24日の午前10時からご祈祷を行い、お昼ご飯を食べていただいている。
今年は、ご祈祷終了後に、米沢市内在住の折原さんに紙芝居を演じていただく。
このあたりの地域の民話をもとにしたオリジナルの紙芝居なので、楽しみにしているところ。

どなたでも参拝いただける、のんびりしたお祭りゆえ、ブログを見ていただいている方も、お出かけくださいませ。


その24日の、お地蔵さんのお祭りのご案内文をもって、町内の約50戸を相方と手分けをして、まわった。




途中で、畑のジャガイモにべたっと網をかけて、サル除けをしている畑があった。
脇にはかかしも立っている。

見ると引っこ抜かれたりしていないようで、やはり、これが効果があるのかもしれないな。







夏は短いから、とうわけで、夜は今年の初七輪。
家族で魚を焼いたり、ソーセージを焼いて外で夕食。

子どもには初めての七輪パーティ(^^ それに花火。
いろいろと初めて、とはいうもののまだ食べたり飲んだりはできないわけで、大人が喜んで子を見ているという感じ(^^;

ようやく夏らしい季節、そんな夜を楽しんだ。
















2012.07.20:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

まる28年

  • まる28年
7月18日(水) 曇り、時々晴れ

今日も蒸し暑い一日。
降りそうで降らない、たま~にポツリポツリ。


午前中にご供養が一件あり、米沢市内の住宅地に出向いた。

昭和59年の今日が命日。
以後、毎年ほとんど欠かさずに、奥さまから祥月命日に供養の依頼があり、伺っている。

まるっと28年になった。
暑い夏だったと記憶している。

私が、本山から5月に帰ってきた年だ。
帰って来て、二回目か三回目か?!のご葬儀だった。
そして、その二週間後の8月1日、私の伯父が亡くなり、埼玉まで葬儀を執り行うために行った。

そのあたりのことが、ダブって今でもいろんなことが思い浮かんでくる。

今日のご供養には、奥さまと二人の娘さん夫婦、娘さんの義母が参列された。
それぞれみんな同じように歳をとったのかもしれぬが、それぞれ思い出を語り大笑いできるようになった。
一人になれば、寂しい思いも募るかもしれぬが、欠けることなく顔を合わせて話して笑える、これはとても大事なことのように感じる。

これから何年こうして集まることができるかなど、誰も判らぬこと。
だからこそ大切な時間なのだ。




子は、本日も蚊帳の中でお昼寝(夕寝?!)で爆睡中。
このかんに、両親に見てもらって裏の畑へ。

裏山にここのところ居続けている猿対策に、網をベタがけしてみることに。
ちょっと、長さが足りなかったので、防虫ネットの余ったのを併用して掛けてみた。
一枚 1,200円程度の網とはいえ、趣味の家庭菜園としては大きな出費だ。




どうも、畑の脇の肥え塚にしているところに捨てている物も漁って食べられているようである。
タヌキだけの仕業ではないようで、もしかしたらサルを呼び寄せる原因になっている可能性もあるので、明日またそちらの方も対策をとらねば。




夜は、田沢コミセンにて、草木塔の会の会議。
コミセンは、夏まつりの実行委員会ともう一つの会議とで、珍しく満館状態。
おかげで、私たちは冷房の付いている二階和室での会議となり、快適なのでありました(ホールや他の会議室には冷房がない)。

「草木塔との語らい」の最終打ち合わせ。
開催まであと三日になった。
2012.07.19:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

梅雨明け近し?!

  • 梅雨明け近し?!
7月17日(火) 曇り時々雨

昨日の頭がクラクラするような暑さは収まったものの、あいかわらず蒸し暑い。
廊下の窓際で風が通っていると、なんとなく気持ち良さげである。
網戸、あちこち張り替えなくちゃいけないなぁ。



こちら市民農園の秘伝豆。
順調に生育中。
山はそう遠くないのだけれど、今のところサルの被害は心配ないらしい。


わが家の方は、ここ数日猿の無法地帯のようになっている。
というか、どうも裏山に留まっているようだ。
人の気配がないと、すぐに出てきてあちらこちらの畑で、作物を食い荒らしている。



毎日のようにジャガイモを引っこじっていくので、とりあえず、折れていないものはそのまままた埋めておく。
なんだか残念だけれど、そうしないとまた別のとこを掘るので、網を張るまでのごまかしである(--〆


さて、早朝からのご祈祷が、なんとダブってしまうという事態に(@_@;
幸い、住職の体調が良かったので行ってもらって事なきを得た。
それぞれの思い込みとか、確認を怠るとか、ミスが出るのはコミュニケーションの不足。
反省である。




用があって田沢コミセンと小学校へ。
校庭に建てられている草木塔が折れてしまったとのこと。
これは、緑の少年団の活動に対して表彰を受けた年に、市民の方から寄贈され建立したもの。

相談をしながら、の対応になる。
雪が多いこの地域にあっては、建立場所によってはこういうことも起こりうる。
建立した人の想いを汲んで、撤去から移転・再建という方法が良いのではないかと思う。


関東地方は梅雨明けしたらしい。
こちらは、いつになるのだろう。


2012.07.18:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]