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時機

  • 時機
お彼岸、三日目は雨が降ったりやんだり時々晴れたり、目まぐるしく天気が変わる。
雨も時折強く降り、気温も上がらず、米沢の最高気温は20℃ちょっとらしい。
もっとも、これが平年並みで、今までが暑すぎたので、落差を感じる。

稲刈りが始まったら、この天気。
稲が倒伏しているところも見える。
農家の人はやきもきしているだろうなぁ。




市民農園に植えている、秘伝豆がそろそろ収穫できるようだ。
F先生からの連絡があり、自分でも足を運んでみた。
来週の初めに、収穫することになった。
里芋は、今年の日照りにもかかわらず、がんばって水をかけたせいかがんばっている。掘ってみないと判らないけれどもね(^^;

わが家の秘伝ももう収穫してよさそうだ。
これで「じんだん」作ってぼた餅食べたいが…ちょっと手が回らず、残念。




最近、なんでも口に咥えてみる娘。
特に、紙がお気に入りらしく、うっかり近くにおいておくと、口にしている。
本の中に折り込まれている小さなチラシ。
うっかり気がつかないでいたら、口型になくなってて、口をもぐもぐしてる。
あらら、「あ~んして」というものの、すでに融けて胃に送られたらしい。

うっかり変なものを置けない時期になってきた。
2012.09.22:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

社会科見学

  • 社会科見学
お彼岸二日目、昨日の雨からグッと気温が下がって、米沢市の最高気温は23.1℃だったとか。
これでも、平年の9月上旬から中旬の気温だそうで、これが普通なのでしょう。


この日は、地元三沢西部小学校1・2年生の皆さんが社会科見学で田澤寺にやってきました。
児童合わせて13人と校長先生と担任の先生3人、総勢16人の御一行様。

地域の駐在所や郵便局などを見学しながら、ここまで歩いてきたようです。

私がこちらに戻ってから初めてではないかなぁ。

何を話そうかなぁ(^^;
資料を作りながらぼんやり考えていたら、予定より20分早いご到着(@@:

というわけで、大荒山「田澤寺」の名前の話。
お寺の歴史、どんな役割をしてきたか…、お彼岸のことなどをお話して、その後は相方の㋗による絵本のお話と紙芝居「地獄けんぶつ」。
これが、いちばん喜こんでくれたようですね(^^;

その後、質問にいくつかお答えをして終了。

最後に、住職からみんなにお守りが渡されました。

1・2年生にお話しするのはなかなか難しい。
それゆえ、自分の理解をいかに噛み砕くかという作業をすると、とても良いお勉強になる。
皆さんに、お勉強をさせていただいたようなものです(^^

また来てくださいね。




さて、陶子はすっかり離乳食に慣れて、どんどん食べます。
食べるものへの興味も強いようです。
写真を撮ろうと、うっかり前に置いてしまったら、次の瞬間、手づかまえされちゃいました。
どうもこの辺は、父親に似て(しまって)いるようです。

畑から採れた野菜を、相方がうまく柔らかくして食べさせています。
この日の、スティックブロッコリーはちょっと堅かったらしく、口に入れたら「ん???」という顔をしているので可笑しい。




畑で付いた土を水で流そうと外の蛇口に手を伸ばすと、お~カマキリくん、こんなところで身を潜めていたのですね。

お彼岸 初日は布施、二日目は持戒、三日目は忍辱(にんにく)と行は進みます。
カマキリくんのまるで何かから身を守り堪えているような姿。
なんだか身につまされますなぁ。

今日も頑張ろう。




2012.09.21:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

彼岸入り

  • 彼岸入り
朝陽が昇るのは、5時15分過ぎぐらいになったようだ。

特別に疲れていない時は、もう5時前に目覚めてしまという、ちょっと切ない感じの近年なのではあるが、もともとそんなに長い時間寝られないというか、寝なくても大丈夫なのである(言い訳^^;)

ほの暗いうちから、そこはかとなく雨の気配?!  いや気のせい?!と思って明るくなってから窓を開けると、いくらか周囲の地面が湿っているではないか。




東の空はお天気雨のようだが、西の方に眼をやると、山に低い雲がかかっているところがある。
畑には大変ありがたい雨。
しかし、田んぼはボチボチと稲刈りに入っているだけに、有り難くない雨になるんだろうなぁ。

お天気相手の仕事は、なかなか大変。


そんな中、早朝に稲刈り間近の田んぼの先の小高い場所に建っている石の祠に祀っている「稲荷大明神」のお祭り。
お祭りと言っても、祭主の二軒のお宅でお供え物をあげてご祈祷とお参りをするだけのこと。
素朴なお祭りである。

微妙な天気の中、代替わりした(しつつある)両家のご夫妻二組が初めて揃われたので、「途中雨が降っても傘を差せばいいや」と現場の石の祠の前でご祈祷を勤めさせていただいた。

雨の時や、降りそうなときは、家の座敷に場所を変えて拝もさせてもらうことがある。
この日は、あえて私のわがままを通して強行させていただいた。
結果、最後までお天気がもってよかった(^^;

午前中は、米沢市内のお宅にうかがって、弁天様の屋敷祭りを修める。
こちらは、雨がポツリポツリと落ちていたため、家の中でお勤めさせていただいた。




午後は、軒先に植えた木の剪定と、裏の草刈りを行い草を集めて山に運ぶ作業。
夕刻前、とうとう雨脚が強くなって、汗と雨でずぶぬれになって終了。

彼岸入りのこの日、この雨を境に気温が下がり雨が続くのであろうか。

木瓜の樹が伸びてごちゃごちゃしてきたので剪定していたら、実を発見。
園芸に詳しい伯父曰く「熟すといい色になって、水に浸けて食べ物の色出しに使える。または、中に身が入っているから秋に採って来年蒔いてやっと芽が出る。これは強いから、3年ぐらいで花が咲くようになる」とのこと。

さてどうなるかな。
2012.09.20:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

どうしたんだろう

  • どうしたんだろう
ピンぼけ写真で申し訳ないのだが、夕刻に畑から家の方を向いて撮ったところ。

時刻は6時近い。

もう陽が落ちてしまい、山の端からかすかな残光があるので高感度モードにして撮ってみたのだが、やはり固定しないとぶれるのだ。

この時間帯だと、実際にはもっと暗く感じる。

じつは背中の方が山なので、なんとなく不気味ではある。


畑と裏山の間には栗の木があって、何年かに一回はクマやって来ている。
毎年来ているのかもしれないのだが、素人の私たちでもわかるような跡を残していくことがあるからわかる。

昼は、猿たちの畑を荒らしに来るのを花火などでぼってやり、夕刻や朝はクマさんたちと出会わないように気を使いながら畑にいる。




自分はまるっきり趣味の畑だから、作物の被害があっても悔しいばかりで暮しに大きなダメージがあるわけではないが、それでも動物たちに野放図にやられてはいけないので、網を張ったりしているのだが。


先日、田沢の道の駅の下の方にある渓流で、釣り人がクマと遭遇してけがをした。
幸い、ほんとに軽症で済んだらしいのでよかった。

道の駅が近いといっても、クマがいても全然不思議な場所ではない。
詳しいことは判らないけれど、よく渓流に来ている釣り人ならそのあたりは心得ているのだろう。

ただ、今年は本当に目撃情報が多いようだ。
田沢でも、目撃地に近いところだろうと思うのだが、「クマに注意!」の看板があちらこちらに建てられている。

ある集落では、ハチ蜜を狙ったと思われる、お堂を壊された事例もまた今年起き
た。



山の食べ物が少ないのであろうか。
気象などの環境の影響で、クマに異変がおきているのだろうか。

どうもわからぬが、周辺で不幸な出会いにならぬよう気をつけたいと思う。

2012.09.19:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

なんとかかんとか (その2)

  • なんとかかんとか (その2)
世の中は週末から3連休。
こちらは、逆の生活パターンで日々を過ごしているわけで、なんだか道路を通る車が多いなぁ…「あぁそうか、休みで遠出する人が多いんだなぁ」などと、じつにぼんやりとしているわけなのです。


高校の同窓会も、そういうわけで、毎年第3金曜日の夜に開催されることになったようだ。

さて、法事とお祭りと地域の行事で、この三日間を終える予定。




そんな中で、楽しみにしていたのがプラザ寄寄せ。
なんとか行くことができた。
今年も本物、一流の噺家さんを迎えて、噺を聴ける喜び。

大ホールではなく、ロビーを会場としていることで、客席と噺家さんとの距離の近さ、それに生声で微妙な表情もよくわかる。
地方でこんな機会はそうない。
毎年この企画をしてくださる仕掛け人のSさんと、共催して下さる施設に感謝なのだ。




忙しい時に、そういう時にはまた予定外のことが起こるものだ。
申し訳なかったのだが、地域の敬老会のお手伝いを欠席せざるを得なかった。

自分の中の優先順位が、いろんな部分で少しづつ変わってきている。
これは、どうしてもそうならざるを得ない状況になってきているのだから、慣れるよりないのだろう。

三日間とも30℃超えの夏日。
なんとか終えた。

水のやり手のない植物はカラカラになってひん死の状態になっており、畑の作物もそう。

月曜日の夕刻帰宅し、着替えもそこそこに、植物たちに水をやった。
それによって自分もよみがえるような気がする。

やれやれ、なんとか連休を乗り切った。

2012.09.18:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]