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除雪機とヘクサムシとサトイモ

  • 除雪機とヘクサムシとサトイモ
裏山の栗の木がようやく笑んできて、落ち始めた。
朝早く拾いに出るのは、なんだかクマさんに出会ってしまうのも嫌なので、できるだけ昼間にしようと思う。
それでも、ガサガサッと音がするたびに周囲を見回してしまう。


さて、週末、お天気はまずまず。

早朝から、中古住宅への引っ越しのためのお祓いと、新しい除雪機の安全祈願ということで、それぞれ出張してお勤めをさせていただいた。


除雪機。
そう、もう準備をしておかなければならない時期になったのですね。
毎年、何件か痛ましい事故が起きてしまう。
たいへん便利な道具ではあるのだが、ちょっとした不注意や思わぬことでたいへんな事故になりかねないものでもある。
大型の機械であればある程、自分だけではなく他人にも危険が及びかねないものであるだけに、安全祈願を行って、心を引き締めてシーズンに入ろうという趣旨で祈願が執り行われた。
自分もふくめ、事故なくシーズンを終えることを祈る。




その雪は、今シーズンはどうなんだろう。
ヘクサ虫で雪を占う、というか予想する。
この地方では、秋にヘクサムシ(カメムシ)が多いとその冬は大雪になるとよく言っている。
昆虫に詳しい人に真偽を確かめてみると、「あまり根拠がない」ということではあるが…。

たしかに、発生時期や場所を特定して毎年積雪などとの因果関係を調べてみなければ欲判らないことではあると思う。
でも、実感としては、関係があるように感じる。

昨年は、10月10日だったと思うのだが、天気が良く家の外壁に今までこのあたりでは見たこともないほどヘクサムシガ来ていて、白っぽい壁にゴマでも振ったようにくっ付いていてたいへん驚いた。

そして冬は、6~7年ぶりの大雪と、そうとうな低温の冬になった。

それから、平成13年のやはり10月14日だったと記憶するが、やはり晴れた日道の駅近辺でものすごいヘクサムシガ出て、ブンブン飛び回っていた。そしてその冬は記録に残るような大雪に…。

まぁ、じつに感覚的なものではあるけどもね。
今年は、いつもより早目に出えてきてはいるけど、昨年よりもずっと少なく、普通な感じ。
大雪にはならないんじゃないかと思っているのだけど、どうでしょう。




市民農園の里芋。
わりと奥手の「どだれ」という品種、日照りの夏、がんばって水かけをしたおかげでなんとかおっきくなった。
芋の出来は、掘ってみないと解らぬが、茎から上だけ見ると、なんだかよそそうな気がするのだが。
月曜日に掘ることにする。
これでイモ煮をしたらきっと美味い!(はずである^^;)




2012.10.15:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

原点を訪ねて

  • 原点を訪ねて
寒河江市から草木塔の見学を希望され団体があり、ご案内をさせていただいた。

金曜日、心配だった天気は薄日が差す日和になり、一安心。
しかし、道の駅田沢で待ち合わせてさらに山手へ向かったら、風がとても冷たい。

見学時間は1時間ほどで、道の駅田沢と塩地平と上中原の3ヶ所をご案内してコミセンへ。

この日おいでになった団体は、樹木や植物などの自然をを愛するとともに、その心を伝えてゆこうという活動を長年続けている方々であった。
その活動の一環として、自らも草木塔を建立されている。
20年という節目の年に当たり、草木塔の原点といえる最古の草木供養塔を見学したいという趣旨でおいでになったとのこと。





見学後、田沢コミセンで職員やスタッフが手作りした「ばんだい餅」をはじめとした手料理を食べていただいた。その実演もあり、たいへん喜んでいただいたようである。
わたしもお相伴した(^^
くるみ味噌、納豆、じんだん、きな粉の4種、なめこ汁も美味しい。

ばんだい餅とは、昔、田沢の男衆が山の木を伐りに小屋をかけて一週間ほど寝泊りをしていたころ、途中で、炊いたご飯を木の切り株の上などでマサカリや木の棒を使って餅のようについて、みそ汁に入れたり納豆をかけて食べたりしたものだそうだ。

現代のものは豪華だね!

食事後、意見交換を行い、私としては「緑の夜会」という催しをしているという話しがとても興味深かった。
滞在時間約2時間と短いながら、こちらとしても良い交流をさせていただいた。



ちなみに、皆さんは寒河江市に平成の草木塔を建立されていらっしゃいます。

いずれ私も訪ねて行こうと思っています。
2012.10.14:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

天高し

  • 天高し
下り坂の天気予報だったが、陽が昇り朝から空気が暖かい木曜日。
得をした気分になるのは、季節のせいだ。

今日は板金屋さんが来て雨樋設置工事。

そして午前中はお寺での法事があってお勤めをさせていただいた。


裏のススキが背が伸びて穂を伸ばし、秋の澄んだ青空に映える。
もうほんとに、秋なのだと感じさせられる。



プランターの超ミニ水田も、そろそろ刈り頃になってきているようだ。
穂先を触ってみると、それほど粒は大きくないが、ちゃんと実は入っているようだ。
ろくに肥料も施していないのに、水と日光のお陰で、よくこれだけ育ったものだ。
今度の13日が大安だから、その日に刈ることにしようと思う。

この稲穂は正月の飾りに使おうと思っている。




この向こう側、裏山の栗もだいぶ充実してきた。
ぼちぼちクマさんも来ないとも限らない。
畑や林の中に置いているキノコのホダ木を見に行く時は、ちょっと用心して、鳴り物を下げて行くようにする。
できれば、不幸なご対面をしないで済むように気をつけたいものだ。


午後からはお天気は下り坂になり、夕刻からは雨が降り出したようだ。



2012.10.12:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

平日の、いも煮会

  • 平日の、いも煮会
一週間のの真ん中、水曜日。
早朝から、住宅の改築に関わる、ご祈願のお勤めをさせていただき、日中は時間ができた。

平日の「いも煮」会をしようということで、段取り。
天気予報は晴れなのだけれど、朝から風が強くて20℃ぐらいの気温ながら、体感温度はもうちょっと寒く感じる。


日曜祝日はなかなか日程をとれないので、昨年から、平日にやってみようということで2回目。
いも煮会と言っても、お酒を飲んで大騒ぎするわけではなく、外でたき火をしていも煮を食べて、おしゃべりしてのんびりするだけ。
これで十分なのだ。





平日集まれる人(集まれそうな人)に声をかけたら、6人と子ども一人が集まって来てくれた。
わが家含めると10人と子ども二人(^^

いやいや、やはりお昼に外で美味しいものを食べるって、それだけで楽しいものだ。
山形県を中心とした、このいも煮会を楽しむ習慣ってなかなか素敵なことだ。

日本全国にはきっと似たような楽しみ語ってあるのかもしれない。
それに、バーベキューとか、楽しんでいる人も多くなっている。

しかし、いも煮会のいいところは、とても手軽で簡単なことだと思う。
できれば火をおこして(ガスだともっと手軽だけど)鍋で煮てとうのが、面倒でないのが良い。
あとは、何か一品を持ち寄ればいい。
この日も、皆さん持って来てくださった。

画像は手づくりのキッシュ。
いやはや、いも煮会持ち寄りとしてはかなりのハイレベル。
美味しかった。

集まってくださった皆さんありがとう。




夕刻近く、子どものための住まいの安全グッズやその材料などを買いに市街地のお店へ出かける。

陰ってきた青空に雲がポッカリ。
翌日から天気は下り坂らしいのだがどうなのだろう。


風は治まったが空気が冷えてきた。
日没はもう17時20分ぐらいになっただろうか…。





2012.10.12:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

連休明けて

  • 連休明けて
連休を終えて、一息。
天気は好いが、朝夕の気温が10℃以下に下がるようになり、温風ヒーターをつけて部屋を暖めるのが、違和感がない。


連休が明けて、ウィークデイ、地鎮祭のお勤めをさせていただきました。
若い方が家を建て、その施工をする大工さんも若い。
家を建てるのはいろいろと大変なことだけれど、そのぶんいっぱい夢もあり素敵なことだ。
土地の神様にお参りをして、決意も新たに事業に取り組むという姿勢は大切なことなんだと、地鎮りを行うたびに感じる。



わが家(お寺)の屋根修理も続いております。
板金屋さんは、いくつもの現場をかけ持ちしながら、その段取りを見ながら作業を進めているようで、、一日この現場にいるというようなことでもなく、一服する間も惜しむように仕事を進めているようだ。

裏手の最も雪がたまる箇所は、雪の重みを考えて、今までと違う張り方でやってみたとのこと。
毎年この屋根の雪が落ちなくて泣かされる。

いやはや、もう雪の心配をしなけりゃならないんだなぁ。




ホームセンターには玉縄がもう山積みになって売られていたし、雪囲いのシーズン何だなぁ。

檀家の方からいただいたアユ(その人が自分で開いて真空パックにしておいたもの)を焼いて食べた。
頭から丸ごといけて、なかなか美味い。

住職である私の父は、川魚が大好きであり、とてもきれいに食べる。
どんな魚も、食べ終わった後の皿が美しいほど、骨がわずかに残るだけである。

しかし、このアユは骨まで全部食べられので、普段食べ方がきれいでない私も、何も残さずいただいた。
いやいや、美味がった(^^
2012.10.12:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]