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移動書斎

  • 移動書斎
お天気が続いて、窓際まで積っている雪が、ガサッと音を立てて崩れる音がしていました。

道路脇の壁も、雪庇になっているところから、雪の塊が落ちていて、車を走らせている場所まできているところも見受けます。
うっかりしていると乗り上げて車を壊したりするし、事故も起きかねないので注意です。

雛人形はまだ飾ったまま。
人形屋さんが、初節句の年は3月末まで飾っておいてよいものだと教えてくれました。
翌年からは、3月3日を過ぎたら早目に片づけるのですね。




土曜日です。
出さなければならないものがあるのですが、苦しんでおります。
なにしろ、子どもがいるとパソコンを使って仕事ができないし、落ち着いてものを考えることができない…、と子供にかんずけて(子どものせいにして)、いる始末。
ならば、といことでCafeを一時的な書斎にしようと出かけました。
ちょうど良い静けさと人の気配がする所を見つけたので資料等を持って2時間ほど。
考え方を整理して、もう一度資料を読み込み、書き出してみる。
これは集中できてよい。
それに、適当に放置してくださる店主の存在ってありがたいものです。



明日からはまた寒さが戻るらしい。
雪はどうなのだろう。

家の前のぶ厚い圧雪とその下の氷は、だいぶ融けてきている。
2013.03.10:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

未明から・・・

  • 未明から・・・
八日未明、家の電話の音が鳴った。
時計を見ると、4時半前。
間違い電話でなければ、良い知らせの電話であるはずがない。

案の定、同じ地域内で「火が起きたからすぐ来い」というものだった。
まだ、消防車のサイレンの音などは聴こえない。

急いで着替えて、車で出発すると、私の前を消防車が追い越して行った。

幸いなことに、ほんとに小火で終り、住人である一人暮らしの方は無事で、住居の被害も最小限で済んだ。

たくさんの消防車や警察などの車両が国道にものものしく並んで、近所の方も驚かれたと思う。


そのことで午前中をほぼ終えてしまったのだが、まず、人も無事だし良かったと思わなければならない。




お昼に、毎月恒例、八日の大荒沢のお不動さまのお堂へお参り。
小雨模様で、雲が出て大師山も重苦しい景色である。
そんなわけで遅くなったので、般若心経一巻をお唱えするご法楽のみ。

先日の続けてのお雪もあり、建物の雪の状況を確認するのが大きな目的である。
しかし、残念ながら、かつてないほどのダメージが、お堂の建物にありました。

昨年、屋根の小破したところに雪がたまって、気候の緩みで雪はすっかり落ちてしまっていたが、その際に正面上の軒近辺が壊れてしまったらしい。

これは参った。
雪融けを待たずに対策をしなければならないかもしれぬ。

雪の量は、看板の「大荒山」の山が隠れ、仮設トイレの頭がほぼ雪面と同じになっていたので、2mぐらいではなかろうか。



前月比で、30~50㎝程度積ったのではなかろうか。
今冬は、2月後半と3月に入ってからの雪が多かった。


これで、朝からの疲労困憊度がまたあがってしまった。




夕食を食べると、この相良人形みたいに、もう居眠りである。


いろいろあったが、人に被害がなかったこと、なんとか思うように対処できたことに、感謝である。

合掌
2013.03.09:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

ティータイム

  • ティータイム
陽射しが力強くなり、雪が軒先でガサッガサッと音がして融けていくような7日。

まだ油断はできないものの、春めいた空気の一日でしたね。

そのせいか、今日は鼻がぐずぐずするという人もいらっしゃいました。
杉花粉が飛散し始めたのでしょうか。

雪片づけは今日はお休みして、中の掃除。
特に、トイレを集中的に。
やはり、寒いといやで、ちょちょいと終わらせてしまいがちになりますので、暖かい今日は念入りにやってみましょう、というわけです。



午後からは会議を終えてから、使いを頼まれて市内の共立ビルへ。
用を終えてアートステーションをのぞくと、知っている人がお店の番をしていました。

久しぶりなので、というわけで、まちの広場の方が見える窓の方で、ティータイムなりました。
そうすると、2人3人と集まってきて、三面記事的なお話から文化的?!なお話しまで、まったりとしてしまいました。



小さなギャラリーですが、こういうのっていいんですよね。
数は多くなくても作品が展示されており、販売して、お茶をして四方山話をする。
案外ないものですよね、こういう場所。

仮に、今計画中の複合文化施設ができたら、こどもから学生から年配まで、利用者が出入りすることになるでしょうからね。
それも一年中。
それぞれ好みに合うようなティールームや食事ができる場所、そういうものがだんだんとできるのではないでしょうか。

そういう意味では、一つの施設を作ったら、そこで完結しないで、周囲に効果があるように考えていくと良いのでしょうね。

既存のお店などのこともあり、机上の計算のようにはいかないかもしれませんけど、他の都市等に成功例はけっこうあるようですし。

昨年行った都市の図書館には、その街のコンシェルジュが常駐しておりました。
昼食を食べられるところや、様々な情報が得られましたよ。



そして、レンズの交換をした眼鏡を受け取りに「メガネのオプター」さんへ。
この店主さんは、すごいメガネに関するエキスパート。
もう二十年来になりますけど、毎回、そのお話も楽しくて行くのですが。

リンドバーグ Air Titanium Rim
これが気に入って、10年も使っています。
「いいかげん、こっち(新しいの)買ってくださいよ」と言われながら、交換する気にならないのです。
今回も、レンズのみ交換で、遠近両用も必要なし、というわけでまだ使えそうです。
じつは、先日の落雪が頭に落ちて来た時に、メガネが雪の中に埋まってしまい、もう駄目かと諦めかけたのですが、ゆがみながらもなんとか大丈夫で、それも補正してもらいました。

私は、けして高級品志向ではありません。
けれど、毎日これがないと、ちゃんと暮らせないので、メガネは若干高くてもやむをえないと思ってます。

またあと何年も使えそうです。



2013.03.08:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

命日

  • 命日
お天気が続いています。
朝は冷え込みが厳しいですが、お陽さまが出ると雪がガサガサと融けていくのが解りますよね。

ただし、これから気になるのは大陸から流れ込む風が運んでくるもの。
黄砂、だけではなく今騒がれている汚染物質も運ばれてくると思うと、とても心配になります。
正確な情報を出してほしいものです。

さて、3月6日は私の祖父 当寺の三十四世住職 教順の命日。
昭和47年の冬は記録的な暖冬というか、雪の少ない年。
私が小学生5年の時の冬です。
記憶でも、写真を見ても、お寺の前にはほとんど雪がなかった。
当時は車もありませんし、道路から玄関に向かう道だけをつけていたころですから、普通の年だったら7~8段の雪の階段をつけて出入りしないといけないほどでしょう。

穏やかな祖父でした。
前日の夕食のとき家族で思い出話。
父にとってはとてもおっかない存在だったようです。
母はとても優しくしてもらった、という思い出が残っているようです。
妻や子供は当然、解らないのですが、こうして語り継ぐことって大切だと感じます。



私の場合は、祖母は小学1年生の時に祖父は5年生の時に亡くなっているのですが、ずいぶん記憶があります。
それは、もう四十数年前のことになるわけですが、その命日や法事のときなどにかわされる会話で、たぶん肉付けされているような気がします。

思い出と皆の話から、「あの時の情景は、あぁそういうことだったのか」というように。

祖父のことを語っていたら、なんだか温かい気持ちになってきました。

2013.03.07:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

春よ来い

  • 春よ来い
先週末の雪で、母屋の屋根の雪が、軒下の雪(もう、下ではなく上ですけど)とくっついて落ちなくなってしまいました。

土・日曜は行事が続き、月曜日はご葬儀があり、気になりつつ手をつけられないまま5日(火曜日)になってしまった。

幸い、昨日と今日は天気が落ち着いており助かった。

この状態になると、下から片づけるよりも上に登ってしまった方が安全です。



高いとこ所は、おっかながりのくせに嫌いではありません。
煙となんとかは…という、なんとかです(^^;

青空になり、汗が流れ、上着も帽子も脱いで作業です。



正玄関の上の鬼瓦の所にも登ってみます。
こんなところは危なくて冬でないといけませんから。
見慣れない風景が見えて面白いですね。



暗くなる前に、下ろし終えて軒を掘り出し、こんな状態になりました。
また正面が埋まりました。

そしてこれから、これを側溝に運ぶという、なかなか地道な作業でしょう?!
春になったら融けてしまうのに。
ほんとうに修行みたいですよね。

機械を使うのが手っ取り早くて、楽なのでしょうけども。




お雛祭りを過ぎ、娘はずいぶんと急成長中。
まだ歩きませんが、足もしっかりして、言葉もわけが解らないことをしゃべりつつ、ひょこっと単語が出てきたりして驚かせます。

歩きだすかも、そう遠くないような感じです。


2013.03.07:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]