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年々歳々

  • 年々歳々
牡丹の花がだんだん開いてきました。
爽やかなピンク、なのですがこのカメラではこのぐらいが限界かな。
それとも、カメラマンの限界でしょうか(^^;

29日(水)、朝方は雨が降っていました。
牡丹の花弁にも水滴が付いています。

朝は晴れ上がりがよく、しかし、気温の上昇とともに湿気も強い一日になった。
関東地方は梅雨入りしたとか。
2~3週間も早いらしく、さてこちらはどうなるのでしょう。
雪が消えて、あっと言う間に梅雨入りでは…。

娘が南天の実を採って喜んでいます。
一応口に入れないように注意しときますが、口に持っていきたがりますね。

今日は小児科に連れていく日なので、娘ちょっと余裕です。




そして、この日はお寺のお向かいの家のおばあちゃんの葬儀が、田沢の洞松院様で営まれた。
97歳、自宅で大往生。
子供の頃から可愛がっていただいた。

花の咲き誇るこの季節の旅立ち。
お世話になり、ありがとうございました。

合掌





2013.05.30:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

花言葉

  • 花言葉
コミセンで土曜・日曜と催された「クマガイソウ祭り」は終わりましたが、まだ花は咲いています。

不思議な形の花ですよね。
この花は乱獲による絶滅危惧種(Ⅱ類)になっており、自生しているのはかなり稀になっているそうです。

じつは、このクマガイソウは米沢市の白布にあった植物園の一角に保護されていたもの。
十数年前、植物園の閉園の際、移植先を探していたらしく、田沢の公民館の周囲になら目が届くということで、当時の上司と私と二人で、その一部を移植した。

植物園のクマガイソウは、白布の周辺の山に自生していたものだそうで、やはり乱獲でどんどん減っていくため、植物愛好家の人たちで、植物園の敷地内に保護を目的に移植させ増やしたのだそうだ。

その数年のち、植物愛好家で、希少植物の保護や、育成に取り組んでいた私の伯父がまさにその中心になって移植したとの話を聞き驚いた。

人の縁というのはどこでどうなっているものか解りません。
移植しておよそ15年になった。
当時の株数50本前後から倍ぐらいにはなっていると思うのだが、思ったほど増えないものだ。

しかし、こうして花がいっぱい咲くようになり「クマガイソウ祭り」が催されるようなり、ちょっと感慨深いものがある。



この日は、朝から屋敷神さまのお祭りで、地区内のお宅にうかがった。
朝から空気が暖かい。
米沢の最高気温は約28℃。
7月初旬並みとか。

我が家の牡丹の三色目が開こうとしている。

庭の草花が咲き、雑草もどんどん繁茂してゆく。



タンポポは次々と咲いては種になって飛んでゆく。
また増えてくんだろうね。

そうそう、花言葉。

「クマガイソウ」 … みかけだおし、気まぐれな美人

「牡丹」 … 王者の風格、富貴、恥じらい

「タンポポ」 … 真心の愛、神のお告げ、思わせぶり

ふ~む、花言葉ってやはりイメージなのかな、どのように決めるのでしょう?



夕食に、頂きものの「うるい」を食す。
美味い!

うるい 「ぎぼうし」の花言葉は … 静かな人、沈静

夕食にはぴったり…かな。
2013.05.29:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

原点

  • 原点
月曜日の早朝5時から、花いっぱい活動の作業に行くことにしていたのだけれど、見事に寝坊してしまった。

土・日曜日に目いっぱいだと、月曜の朝、しかも15kmほど奥へ行っての作業とあれば4時起き。
ゴメンナサイなのでした。


不動堂の工事は少しづつ進行中。
古い建物ゆえ、可能な限り復元ということで慎重にやっていただいている。


古いもの、歴史のあるものが一度壊れてしまうと、元に戻すということはたいへん難しいことだ。
建物のようにカタチあるものはもちろん、カタチのない人間の関係性だとか繋がりというものも同様、あるいはそれ以上に難しい。

たぶん、おそらく、カタチあるものは象徴であり、カタチのないものをどのようにつくり、或いは修復していくかということがとても大切なことなのだろうと感じている。

今、こうして修復の役割を担うことになるのは、目に見えぬものから与えられた
試練、あるいは運命なのだろうと思う。

時代の移り変わりを感じながら、原点に建ちかえってみようと思う。




さてさて、月末ゆえの雑事をこなしながら、三ツ矢サイダーでプチぜいたく。
こういうご当地ものも出てきているのですね。

そして、夕刻から年度初めの会議が2件。




芸術文化団体の総会。
16年の長い間、会長職をお勤めになられたK先生が退任なされた。
長年の懸案だった、市民ギャラリー・図書館の複合施設建設が決まり、一所懸命がんばってこられたご努力も実った。

初めに思い描いたカタチとは異なってはいるが、2年後の今頃オープン予定である。

息子のような年齢の私にも、他の方々とわけへだてなく平に接してくださった。
長い間お疲れさまでした、また、ますますのご活躍を祈念してます。

2013.05.28:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

結び

  • 結び
暑さでお寺の軒先の牡丹が一気に咲いてしまった。

この花はちょっと薄曇り、ぐらいの方が似合うような気がする、どうでしょう。

相変わらず日曜日はご法事。

町内のお宅へ徒歩で出かけてお勤めをさせていただいた。

法要を終え、会食に呼ばれていたのだけれど、この度は、午後から結婚披露宴に出席のため失礼した。

法事の後の会食には、可能な限り出席させて頂くことにしている。
檀家の皆様とお話しをする機会はなかなかないものだ。

町内とはいえ、孫さんも常にはいないし、法事でもないと顔を合わせることがない人も少なくない。
この1~2時間はその人とのつながり、先祖とのつながりを知る上ではよい機会だ。

今回だけは、ほんとに残念であった。

というのも、正午から同じ田沢にある洞松院さまの息子さんが結婚なさってその披露宴に及ばれしたからなのだ。
宗派を越えて、代々懇意にしてくださっているお寺さまの披露宴には出なくちゃね。



私よりちょうど20歳年下の、息子さんはお寺を継がれる副住職。
檀家さんも多数出席なさってたいへんにぎやかで華やかな祝宴。

午前中に自坊のご本尊様の前で仏式の結婚式を挙げられた。
披露宴は、やはり現代風のというか最近出席したいくつかの宴と傾向的には同じように感じる。
これも流行があるのですね。

画像を使った二人の紹介、結びは、今日さっき撮ったばかりの式や披露宴の映像を流すというような。
感心してしまう。



顔見知りがとても多い披露宴だったので、あちこちにうかがって話しをしつつ、急いで戻ってお料理をいただくという、実に欲深く行動し美味しく全ての料理を堪能した。

結婚式と披露宴は、やはり多くの人をハッピーな気持ちにさせる。
宴の大小は問わず、多くの人に感謝し、これから広がる縁を思いながら式をすること、思いのほか大切なのかもしれない。



こちらの結びは、家でこれ。
あ、家だからお開きでも良いのか(^^
2013.05.27:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]

時間

  • 時間
ここ数日、風が強かったりしながらも、お天気は晴れ。
遅れているという田んぼの田植えは、田沢でもあちらこちらで始まっている。

しばらく好天が続いてほしいな。

水が満々と張られている水田を眺めていると、すごく落ち着く風景だと感じる。
子供の頃から見続けているから…、だけではなくて遺伝子に組み込まれている安心感みたいなものがあるんじゃなかろうか。
よくわからないけど、そんな感じ。


軒下に植えてある牡丹の花がもう少しで開こうとしている。
このもうちょっと、という時期の感覚がいいね。




土曜・日曜が休みでない夫婦ゆえ、日曜が休みの娘とゆっくり過ごす時間を意識してつくりたいと算段する。
これで娘が小学校とかになったら、もっと難しくなるのだろうね。
そのうち親からだんだん離れていくだろうから、今がほんとに大切な時間。

休みを合わせて、子供を連れて半日だけのんびり。
お日さまの光を浴びてお弁当を食べた(^^)。
それでけで十分、だと思う。



土曜・日曜日と、田沢コミュニティセンターでは「クマガイソウ祭り」が行われている。
この画像は数日前に撮ったもの。
だいぶ花が開きはじめていた。

ラン科の植物で、絶滅危惧種になっている希少植物を保護し、増えるように取り組んでから15年ほどになる。

未だ株数は百を超える程度なのだけれど、花を咲かせる個体が増えてきた。

コミセン前では山菜汁が用意され、わらび等の山菜即売も行われているとのこと。

週末はご法事が続き、私は残念ながら行けそうにない。
お祭りが終わってからゆっくり見に行くことにしよう。



ご法事で簗沢へ。
あちらのお寺の役員をしていらしたのだが、一昨年、五十代という若さで亡くなられた。

法要を終え、少々ゆっくりと会食を過ごさせていただいた。
ご家族は、奥さまをはじめ娘と息子さんも立派に社会人になっておられる。
私も未だ、彼の声が聴こえてくるような感じがして、つくづくもっと酒を飲みたかったなぁ、そう感じてしまった。

「時間がひつようなのだ」と思う。

合掌






2013.05.26:dentakuji:コメント(0):[なあまず日記]