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専門バカにならない

レスキューロボットで重要なのは、ともかく信頼なんです。
人を助ける直前でロボットが故障したら信用はなくなります。
そういうことにならない技術、それが実用化の技術です。

それに、レスキューロボットは、人が使い人の命にかかわる技術。
だからこそ開発に当たる技術者は「機械」のことしか考えない「専門家」になっ
てはいけない。
人の気持ちがわかってこそ、いいロボットがつくれる。

By小栁栄次

(プロフェッショナル仕事の流儀8 File No.22より)
2008.07.12:反田快舟:コメント(0):[仕事の流儀]

ロボット開発に懸ける異色の技術者

救助隊が入れない危険な災害現場で、生存者を探し出すレスキューロボット。

その分野で世界トップクラスの技術者がいる。
千葉工業大学未来ロボット技術センター副所長の小栁栄次。

40にして研究を初め、51歳で博士号を取得。国際的なロボットコンテストのレスキュー部門を連覇して、その実用性が高く評価されている。

一日も早い実用化を目指し、小栁は今日も夜を徹して研究に打ち込む。

(プロフェッショナル仕事の流儀8File No.22より)
2008.07.11:反田快舟:コメント(0):[仕事の流儀]

徳岡邦夫のプロフェッショナルとは

プロフェッショナルだから、結果を出さないとダメですね。
結果を出すまで、何度失敗してもあきらめない人。
もっともっと上を目指す思いを強く持ち続けっられる人がプロフェッショナルだ
と思います。

(プロフェッショナル仕事の流儀7 File No.21より)

2008.07.10:反田快舟:コメント(0):[仕事の流儀]

料理は何のために存在するのか

「工夫して、心くだくる想いには、花鳥風月みな料理なり」湯木貞一の詠です。
工夫を凝らして、相手のことを思えば、すべとのものがもてなしとなる。

料理とは、その人の生き方が形になったものかも知れません。
一品一品に、ぼくの全てが入っている感じ。
一つひとつの素材にも、生産者の情熱や気持ちが込められています。

そんないろいろな要素を全て集めて、一つの形にするのが料理だと思います。
だから絶対に気が抜けないんです。

By徳岡邦夫

(プロフェッショナル仕事の流儀7 File No.21より)
2008.07.09:反田快舟:コメント(0):[仕事の流儀]

究極の料理とは

目指しているのは、レシピのように見えるものではなく、人がともに生きつづけるために必要なものを提案するということです。

同じメニューでも年配の人と若い人は嗜好が違うはず。
それを形にするのが料理だと思っているんです。

でも、勝手にそれを出して喜ばれるとは限らない。
だから、「私どもでは、量や味付け、切り方などが選べるサービスがあります」とお知らせする。

料理人は、細かなオーダーを見て、お客様のことを思いながら料理をつくる。
お客様は、期待が膨らんで出てくる前から美味しく感じられる。

そんなふうに、お客様とサービス係、料理人とが気持ちを通わせることが、理想の料理に近づくのだと思います。

By徳岡邦夫

(プロフェッショナル仕事の流儀7 FileN o.21より)
2008.07.08:反田快舟:コメント(0):[仕事の流儀]