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チームプレーのために大切なこと

一所懸命やることですね。
自分ができる限りの何かを考え出し、すべてを提示することだと思います。

By上田義彦

(プロフェッショナル仕事の流儀9 File No.27より)
2008.09.21:反田快舟:コメント(0):[仕事の流儀]

写真は奇跡

いい写真を撮ったからといって、次に同じような写真は撮れないんです。
もしも同じような写真を撮ろうとすると、ただなぞってしまうことになる。
それを続けていると、被写体は生きているのに写真になった瞬間、形だけになっている。

そんなことを続けていて、あるとき自分の先生に言われたのが、「写真は奇跡なんだよ」という言葉でした。
目からウロコが、本当にパラパラ落ちました。

シャッターを押す瞬間は、願っても二度と起こらない。
その場その場で生きているのだということですね。

By上田義彦

(プロフェッショナル仕事の流儀9 File No.27より)
2008.09.20:反田快舟:コメント(0):[仕事の流儀]

広告に向いていないと言われて

向いていないと言われたときは、ショックのあまり立っていられなくなりました。
あそこまで全否定されると、きついものがありました。

でも確かに、その時の写真には広告に必要とされるものは一切なかったと思います。
むき出しの強さだけがありました。

あの経験から学んだのは、やはり自分を信じるということ。
広告に合わないなら、やらなくていいと考えていました。

人に言われたからそうしようと考えるよりも、こうした方が絶対にいいと思うことですね。
それが自分を信じるということと思います。

By上田義彦

(プロフェッショナル仕事の流儀9FileNo.29より)
2008.09.19:反田快舟:コメント(0):[仕事の流儀]

撮影で一番大切にしていること

「壊さないこと」ですね。

広告の中で、「ああ、ここがカギだな」と思える瞬間があるんです。
それは場所であったり、人であったり、さらには表情であったりします。

その表情に行き着くためにはどうすればいいのを考えます。
例えば、大声を立てないとか・・・。
それが、「壊さない」というキーワードのもとでつながっているような気がします。

写真は自分を映している鏡だと思っているんです。
自分が何を考えていたとか、何を迷っていたとか、すべて被写体に映し出されて
いる。

にっこり笑っている写真でもないのに、なぜか気持がよくなったりするのは、
撮影の現場で僕がそうなっているからなんです。

By上田義彦

(プロフェッショナル仕事の流儀9 File No.27より)
2008.09.18:反田快舟:コメント(0):[仕事の流儀]

自分を信じるとは

僕にとって自分を信じるというのは、命に似た原始的なものなんです。
だから最初から自分を信じる。
「自分しかないんだ」ということですね。

僕はいつも自分をゼロに戻すようにしています。
自分では何かを積み重ねてきたという意識はないんです。

いつもゼロのところにいて、写真を撮る瞬間100を超えていく。
「何が起こっても大丈夫。またゼロに戻せるから」ということ。
そうすることで見えてくるものが、たくさんあるような気がします。

By上田義彦

(プロフェッショナル仕事の流儀9 File No.27より)
2008.09.17:反田快舟:コメント(0):[仕事の流儀]