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いつも心に青空を~ユニセフ職員 杢尾雪絵~の仕事の流儀

ユニセフ(国連児童基金)職員 杢尾雪絵(もくお ゆきえ)。
子どもたちの命や健康を守るために活動する国連機関のタジキスタン事務所代表である。

タジキスタンは旧ソビエト連邦から独立後、内戦が続き、国土は荒廃した。
崩壊した医療制度、改善しない衛生状況。
多くの子どもが、十分な医療を受けられず、13人に1人が5歳まで生きられない。
感染症などで命を落とす子どもは、年間2万人に及ぶ。

発展途上国のこの国では。国家予算は主に経済政策や治安維持に割かれる。
子どもの健康に対する意識は高くない。

その国の制度を変えないと何も変わらない。しかし、「子どもは、待ってくれない」
掲げる理想と現実のギャップに、神経をすり減らす日々が続く。

その中で、よりどころにしてきた言葉がある。
「いつも心に青空を」
もう本当に絶望的になって、もうダメだと思っても、投げやりになったりしない!

(プロフェッショナル仕事の流儀12 File No.34より)
2008.12.14:反田快舟:コメント(0):[仕事の流儀]

高野進のプロフェッショナルとは

最終的にプロフェッショナルという人は、逃げられない使命感を持ちつつ、
とめどないビジョンと希望を持っている人だと思います。

(プロフェッショナル仕事の流儀11 File No.33より)
2008.12.13:反田快舟:コメント(0):[仕事の流儀]

指導者として大切にしていること

自分が幸せでいられる空気をつくること。
そのために大切なのは、選手に正直な気持ちを投げかけることです。
計算したり、自分をつくったりしても、気持ちは相手に届きません。

自己中心的とは、本当は他人のことを思いやることなのではないか思います。
自分が幸せになりたいと思っていても、一人では絶対に無理ですから。

By高野進

(プロフェッショナル仕事の流儀11 File No.33より)
2008.12.12:反田快舟:コメント(0):[仕事の流儀]

トップアスリートになるための条件

決して速くなくても、見る人の心を動かすパフォーマンスができれば、トップアスリートといえるでしょう。

他人から何と言われても自分が限界でないと思えば、それは限界ではありません。
生きている限り、手遅れということは絶対になくて、今から何かをしたいと思ったら必ずできることがあるはずです。

By高野進

(プロフェッショナル仕事の流儀11 File No.33より)
2008.12.11:反田快舟:コメント(0):[仕事の流儀]

末續選手との出会い

「やっと会えた」、そんな感じでしたね。
運命というか、陸上競技で生きていくためのターニングポイントだった気がします。

末續選手は、暴れ馬のようで、すごい力はあるのですが、力が分散して決して速くはなかった。
ただ、そのエネルギーを一つの方向にむけることができれば早くなりそうな気がしました。

彼は、初めから自分の意見を言う選手でした。
「高野+末續」ではなく、「高野×末續」で、何倍ものパフォーマンスが出せるようになった。

人間に影響を与えられるのは、人間しかいない。
とりわけ、同じ志を持った同士が通じ合う時、新しい世界が見えてくることがわかるんです。

By高野進

(プロフェッショナル仕事の流儀11 File No.33より)
2008.12.10:反田快舟:コメント(0):[仕事の流儀]