HOME > 記事一覧

失敗は成功につながるのか

失敗する人も多いです。そういう人は無職の期間中、一生懸命自分を売り込み、また再挑戦します。
そして、再挑戦に対しては、採用する側が非常にオープンに受け入れる土壌ができています。

「失敗は勲章」というのは、まさしくその通りだと思います。
仕事をしていれば問題は必ず起こります。
その問題をどのように判断し、どういった考え方で解決しようとしたかのプロセスが大事です。
様々な知恵やノウハウは、むしろ失敗の方にこそあるような気がします。

By渡辺誠一郎

(プロフェッショナル仕事の流儀より)
2009.02.25:反田快舟:コメント(0):[仕事の流儀]

破壊的な創造性を持たせるには

破壊的な創造性とは、今まで他の誰もが考えられなかったようなことをあえて見つけようとする意思ですね。
いろいろな人がいろいろなことを言っているけれど、それらをすべて疑うことのできる芯を持つことだと思います。

ただし、それは多産多死になるわけですから、多くの失敗も覚悟しなければなりません。
それを限られたリソースの中でいかにやりくりするかが難しいところです。

そんな破壊的創造ができる人は、一見おとなしい人の中にもいます。
おとなしいゆえに、その能力はすぐには見いだされないし、引き出そうと思っても自分から引っ込めてしまうことがある。

だから、「この人は何か面白い芽を見つけているんだろうな」という感覚を持ったら、どんどん励ましてあげることですね。

ただし、それになじまないタイプもいて、むしろ苦痛に感じてしまうことがある。
だから、初めから枠を決めて接しないことです。
一緒に遊ぶのがいいと、私は思うんです。

何か面白そうなテーマをやってもらい、どこまでいけるのか見てみる。
そういったチャンスを、おとなしいタイプの人にも与えることは、可能性を見出す一つの方法として有効だと思います。

By渡辺誠一郎

(プロフェッショナル仕事の流儀114 File No.42より)
2009.02.24:反田快舟:コメント(0):[仕事の流儀]

シリコンバレーは技術者を幸せにするか

私はシリコンバレー至上主義ではありませんが、
個人の専門性を生かせる環境の方が幸せになれるタイプは、日本人の中にも恐らく大勢いると思います。

実際、社長よりも技術者の方が高給取りだったりします。
要するに、その人の“かけがえのなさ”で値段が決まるという感じです。

シリコンバレーには、外国人が起業した会社がものすごく多いんです。
ただし、日本人は少ないですね。

日本は非常に恵まれた環境にあったので、あえて外に出てリスクをとる必要がなかったのかも知れません。

もっとも、最近は増えています。
どんどん起業家に出てきてほしいですね。

By渡辺誠一郎

(プロフェッショナル仕事の流儀14 File No.42より)
2009.02.23:反田快舟:コメント(0):[仕事の流儀]

社長を雇うのは常識なのか

ビジネス全体のバランスを取り仕切る役割がCEO(最高経営責任者)ですから、
私は、その分野では落第点だと思うので、得意でないことをすべてやる必要はないと考えています。

自分が拠って立つところをみな明確に持っているんですね。
お互いに、「ここは私がプロフェッショナルだけれど、そちらは任せます」という割り切りがすごくあります。

シリコンバレーには、そのように自分のベクトルをはっきりと明確化することによって、
個人として生き延びる生態系があるのかもしれません。

By渡辺誠一郎

(プロフェッショナル仕事の流儀14 File No.42より)
2009.02.22:反田快舟:コメント(0):[仕事の流儀]

なぜ古い車が好きなのか

子どものころから、古い車が好きで、新車は今まで一度も手にしたことがありません。
他人が捨てるようなものを、修理しながらだましだまし乗ったり、少しづつ良くしていくのがとても楽しいんです。

機械とじかに対話できる気がするんですよね。
そういう一体感みたいなものが、古い車であればある程感じられるんです。

By渡辺誠一郎

(プロフェッショナル仕事の流儀14 File No.42より)
2009.02.21:反田快舟:コメント(0):[仕事の流儀]