最初は、子どもたちから、「仲のいい子が一人もいない」、「こんなクラスではやっていけない」と何度泣つかれたかわかりません。
子どもたちの変化は、いつどこで訪れるかわからないので、試行錯誤しかありません。
ただ、だんだんと本音を語れるようになってくる様子は、見ていてわかります。
クラスの和が出てきたなあと感じるのは、自分たちで自治活動ができるようになったときですね。
そうなれば、私は見守るだけで、いちいち何かを言う必要はなくなってきます。
by鹿嶋真弓
(プロフェッショナル仕事の流儀15 File No.44より)
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絆のあるクラスづくり
エンカウンターの授業には様々なプログラムがある。
この日は、10の権利が書かれた手製のプログラムが配られた。
「きれいな空気を吸う権利」「愛し・愛される権利」「みんなと違っていることを認められる権利」・・・・などなど。
書かれている権利の中で、何が一番大切な権利かを、グループに分かれて話し合って決める。
話し合う中で、生徒たちは自然と、一人ひとりの考えや価値観が違うことに気づいていく。
エンカウンターの意味は「出会う」。
これまで知らなかったクラスメートの一面や気づかなかった自分自身の考え方にも出会う。
100を超えるエンカウンターのプログラムを駆使して、生徒の「自己理解」「他者理解」を促し、クラスのつながりを深めていく。
(プロフェッショナル仕事の流儀15 File No.44より)
この日は、10の権利が書かれた手製のプログラムが配られた。
「きれいな空気を吸う権利」「愛し・愛される権利」「みんなと違っていることを認められる権利」・・・・などなど。
書かれている権利の中で、何が一番大切な権利かを、グループに分かれて話し合って決める。
話し合う中で、生徒たちは自然と、一人ひとりの考えや価値観が違うことに気づいていく。
エンカウンターの意味は「出会う」。
これまで知らなかったクラスメートの一面や気づかなかった自分自身の考え方にも出会う。
100を超えるエンカウンターのプログラムを駆使して、生徒の「自己理解」「他者理解」を促し、クラスのつながりを深めていく。
(プロフェッショナル仕事の流儀15 File No.44より)
鹿嶋真弓の仕事の流儀~その熱意が生徒のつながりをつくる~
全国で連鎖する陰湿ないじめや学級崩壊。
行政も教育現場も必死になって解決の決め手を探している。
その、いじめを防ぐことにつながるのではないかと、注目を集める教育法がある。
生徒にコミュニケーションのきっかけを与え、関係を深める「構成グループエンカウンター」と呼ばれる条業。
その授業を教育現場で実践したパイオニアの一人が、公立中学の教師・鹿嶋真弓だ。
11年ほど前から、エンカウンターを取り入れた学級運営を行ってきた。
担当するクラスでは生徒が「いじめや学級崩壊とは無縁」と言い切るほどだ。
生徒同士がつながり合い、支え合う。
誰もが学校現場の理想として思い描く姿がそこにはある。
(プロフェッショナル仕事の流儀15 File No44より)
行政も教育現場も必死になって解決の決め手を探している。
その、いじめを防ぐことにつながるのではないかと、注目を集める教育法がある。
生徒にコミュニケーションのきっかけを与え、関係を深める「構成グループエンカウンター」と呼ばれる条業。
その授業を教育現場で実践したパイオニアの一人が、公立中学の教師・鹿嶋真弓だ。
11年ほど前から、エンカウンターを取り入れた学級運営を行ってきた。
担当するクラスでは生徒が「いじめや学級崩壊とは無縁」と言い切るほどだ。
生徒同士がつながり合い、支え合う。
誰もが学校現場の理想として思い描く姿がそこにはある。
(プロフェッショナル仕事の流儀15 File No44より)