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佐藤可士和のプロフェッショナルとは

やっぱり、高いハードルを越えられる人がプロじゃないですか。
普通の人にできないことをやるのがプロだから。
自分がいいと思うものが、実は一番難しくて、ハードルが高いので、それをどうクリアしようかなと。

(プロフェッショナル仕事の流儀2より)
2008.02.11:反田快舟:コメント(0):[仕事の流儀]

新しい価値への挑戦

どんな職業でも、新しい視点や価値を提供できないと、存在理由がないと思うんです。
発信者の新しい視点が、消費者や社会によって新しい価値に変換されるのだと思います。

新しい価値を提供する必要があるのは、人間は新しいものじゃないと感動しないから。
人間はものすごく順応性が高くて、あっという間に慣れてしまう。
新しくないと目立たないし、関心を持ってもらえない。

だから、「どうやったら目立つのか」「どうやったら関心を寄せられるだろう」ということをいつも考えていたら、
それは「最大に新しい」ということだと気がついた。

By佐藤可士和

(プロフェッショナル仕事の流儀2より)

何か一つでも新しいものを追加する挑戦は必要ですね。
そうしないと生き残れない。
2008.02.10:反田快舟:コメント(0):[仕事の流儀]

考えた量は伝わる

たとえシンプルな表現でも、どれだけ考えたか、
ビジョンやコンセプトの純度がどれくらい高いのか、
コミュニケーションにロスはないかなど、
自分をごまかさないで考える。
そうして考えた量や質みたいなものは、やはり伝わるんですね。

By佐藤可士和

(プロフェッショナル仕事の流儀2より)

2008.02.09:反田快舟:コメント(0):[仕事の流儀]

創造性のカギはどこにあるか

やはり「子どものように夢中になれる」。それがクリエーティブの最大の魅力だと思うんです。
そこから生まれてくる楽しさ、その生まれる瞬間がクリエーティブの醍醐味です。
いいデザインというのは、そのフレッシュな感じが残っている。
そこに人は感動するんだと思いますね。

だから、24時間が楽しくなるように相当努力していますね。
何かちょっとした思い一つで、仕事も人生も面白くなったり、つまらなくなったりするもんですね。
だから、「スーパー・ポジティブシンキング」にしようとしています。

By佐藤可士和

(プロフェッショナル仕事の流儀2より)

スーパー・ポジティブシンキング
2008.02.08:反田快舟:コメント(0):[仕事の流儀]

本物の強さ

情報が山のようにある中で何が際立つかということは、いわゆる“競争”じゃないですか。
自分はその競争の最前線にいるから、いつも何が強いのかをすごく考えるんです。
結局、「自然にしている」「自分の気持ちに嘘をつかない」ことが一番強いと思うんです。

それは、企業や商品も同じだと思います。
デザインや人間も同じで、やはり、無理をしないこと。繕わないことですね。
本物でないのに、虚飾をしたり、表面で取り繕っているものはすごくカッコ悪いし、弱いなと思う。

By佐藤可士和

(プロフェッショナル仕事の流儀2より)

自分に素直になれることが本当の強さだと思います。
5円が50円に化けてもいずれメッキははげてしまいます。
本物の5円玉でありたいものです。

2008.02.07:反田快舟:コメント(0):[仕事の流儀]