アイデアはどのように生まれるのか

家を建てる場所の気候には、すごく気を遣いますね。
北海道にも九州にも建てていますが、日照の角度まで気になるんですよ。
寒い地方では日差しが大切ですし、雪の降る量も。

寒い地方では、冬場は洗濯物を外に干せません。
だったら、最初から部屋の中に、そういう場所を確保しておけばいいと考える。
それから、人の動線だけではなく、物の動線も大事なんです。
それも、平面的だけではなく、立体的な動きを考えることですね。

設計に当たっては、そこに住まわれる人の暮らしのことを、いつも考えています。
自分がそこに住んで生活することを、頭の中でシュミレーションするわけです。
だから、想像力が必要ですね。

By中村好文

(プロフェッショナル仕事の流儀4より)
2008.04.13:反田快舟:[仕事の流儀]

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