一人カラオケの効用

仕事に一区切りついたとき、挟土さんは一人、カラオケに向かうという。
歌う曲は必ず矢沢永吉。それにしてもなぜカラオケなのか?なぜ一人になるのか?

僕は、歌は詩の朗読だと思っているんです。
自分の中で我慢してきたこととか、よかったことを、大きな声でワーッと叫んで、それで終わりにする。
だから、嬉しいときには嬉しい歌を、悲しいときには悲しい歌を選ぶ。
そして、すべてリセットするんです。

いいことを自分の中に持ちすぎてもだめだと思うんです。
自分で自分に酔ってしまって満足して終わってしまう。
だから、いいことも含めてすべて忘れてしまって、ゼロになるという感じですね。
いいことも悪いことも、歌いながらすべて流してしまう。

(プロフェッショナル仕事の流儀3より)

流せる人は新しいことを創れる人かもしれません。
2008.03.21:反田快舟:[仕事の流儀]

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