天然の土にこだわるカリスマ左官

岐阜県・飛騨高山。ここに全国から仕事が殺到する凄腕の職人がいる。
「土」という素材にこだわり、天然素材のみから独創的な壁を生み出す、まさに現代の匠。
43歳の若さで“カリスマ左官”と呼ばれる男、挟土秀平(はさど しゅうへい)。

自ら山に入り、赤、黄、茶、青、黒など、極彩色の土を手に入れる。
添加物や着色料は一切使わない。
手がけた壁はやがて100%土に還るという。

その仕事は、大胆かつ、繊細。そして独創的。
古都・金沢では、これまで不可能だと言われてきた土と純金の融合に成功し、「黄金の蔵」をつくり上げた。
伝統技術を踏襲しながら、まったく新しい壁を表現する。

(プロフェッショナル仕事の流儀3より)

最近会った、左官の会社の経営者が、「左官とういう仕事に誇りを持たせるのが難しい」と言っていたので、早速、このDVDと本をプレゼントした。
どう受け止めたのだろうか?自分たちとは世界が違うと思うのか、時代が俺たちを呼んでいる!と思ったのか、今度会ったら聞いてみたい。


2008.03.15:反田快舟:[仕事の流儀]

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