人は何のために働くのか

私自身、非常に尊敬するのは自分の両親なんです。
父親は傷痍軍人で、私の兄弟はその恩給で大学まで行くことができました。
両親はミカン農家をやっています。

山を開き畑にして、麦や芋、野菜をつくり子どもを育てた。
どんなに仕事がつらくても、泣き言一ついわないで黙々と働いていました。
そういう親の影響をものすごく受けています。

親は、働く意味とかそんなことはほとんど口にしません。
ただ子どもたちのため。それが立派なことなんですよ。
ですから、自分の子どもには、弁護士を継げなんて言いません。

まず、自分で生活できること。
そして、少し周りに目を向けてん、本当に困っている人がいたら、それに目を向けてあげること。
人それぞれに、左官をやったり、大工をやったり、農業をやったりしている。
それが、すごく立派なことで、それが日本の社会を支えていると思います。

By宇都宮健児

(プロフェッショナル仕事の流儀より)

2008.02.25:反田快舟:[仕事の流儀]

本当に納得!

“まず、自分で生活できること。
そして、少し周りに目を向けて、本当に困っている人がいたら、それに目を向けてあげること。”

本当にそうですね!自分を愛せたら、みんなにも目を向けて愛せるんですよね。
人それぞれその人らしく生きていけることが幸せな社会につながります。
2008.02.26:おちよ:[編集/削除]

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