感性と論理の関係

アートディレクター佐藤可士和はいう。
センスや感性が問われる一方で、医師のように論理的な仕事が求められるのだと。

例えば、「これは面白い」と感じた時に、「どうして面白いと思うんだろう」ということを
相当突き詰めて考えます。
そうすると、いろいろとキーワードが出てきたり、自分の思考がひもとかれていくのですが、
それをうまく並べ替えて、「なるほど、こういうロジックで面白いと感じるのか」ということが整理できたら、
すごく論理的になる。

論理というのは、「なぜこうなんだ」という理由ですね。
こういう仕事をしていると、全部感覚に頼ってばかりだと、アベレージが保てない。
ですから、精度を上げ、必ずアベレージを保てるように、自分の思考を分析します。

(プロフェッショナル仕事の流儀2より)  

凡人には、論理的には考えられても、肝心のアイデアがなかなか出てきません。
でも、論理で面白さを整理するということはとても参考になります。
センスのある人が論理的であれば、鬼に金棒ですね。
2008.02.03:反田快舟:[仕事の流儀]

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