しあわせってなに?

近くにあるとどうってことないのに、
遠く離れると大きく見えてくるもの
ってなあに?

先日、友人に会ったときのことです。
彼はいま会社勤めをしているのですが、
起業したいと以前から話していました。

先日久しぶりに会ったので、近況を聞いていました。
在宅起業したい理由は、彼の2歳になる息子さんと、
少しでも長く一緒にいたいから、ということでした。
会社に行く時間も惜しいから・・・と。

知りませんでした。
彼の子供が白血病だったなんて。

なんて声をかければいいのかわからず僕は
「あ、そうだったんだ・・・」
「あ、そうだったんだ・・・」
「あ、そうだったんだ・・・」
とバカみたいに繰り返していました。

彼はこう言っていました。
「なぜ、自分なんだ。なぜ、自分の子供なんだ」
そして、彼のひとことが深く心に残りました。
「ふつうだってことが、どんなにしあわせかわかりました」

なにも起きないことがどれほどしあわせであるか、
ということに、わたしたちはなかなか気づきません。
毎日がただ淡々と平凡に過ぎていくことが、
実はしあわせの本質なんです。

近くにあると、どうってことないのに、
遠くに離れると、大きく見えてくるもの。

それが、しあわせ。

(名言セラピーより)

何もないふつうの毎日が、実は一番のしあわせ。


2007.06.27:反田快舟:[仕事の流儀]

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