「家族とは何かを問い直す時期が来ている」

 生も死も家庭からなくなろうとしている。
そういう方向でずっと進んでいくのか。
例えば、老人は一人で生きて、老人ホームに行くものなのか。
それとも、もう一度みんなが生きていく原点として家庭の意味を考え直すようになるのか。

 いまは、実験のような感じで、みんな家庭の外に出て行っているが、こうバラバラになっていても結局は楽しくない。
楽しみは苦しみと一緒にあるもので、家族で苦しんだり楽しんだりする方がよいのではないかと反省が起こるのではないか。

(「人生学ことはじめ」より)

2006.12.01:反田快舟:[自分を見つめる]

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