「西洋的自我と東洋的自我」

 西洋の場合は自我を確立しようとする際、女性でも「男性的自我」を確立するという形が出来上がっている。
それは困難を排除し、戦って勝ち抜いて自分をつくりあげていくという自我です。

今、日本人もこの西洋的自我を身につけようとしているが、日本人の場合は、周囲を常に入れ込んで、周囲とつながりながら自分をつくっていく。だから自分が何かしたいときでも、周りがどう思っているか、とか、大体はこういうことなんだろう、とか「察する力」が必要である。

日本の状況下では、会社などの組織に縛られている男性より、女性の方が男性的自我を持ちやすいといえる。

(こころの天気図より)

2006.10.14:反田快舟:[自分を見つめる]

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