他人との間の越え難い線というのは、この世に生きている限り、だれもが感じるものであろう。それを乗り越えて関係をもつというのは、もしかしたらほとんど不可能に近いのかも知れない。
にもかかわらず、「やろう」と決意することが、愛するということではないかと思う。それが難しいことだとハッキリ認識した上で、あきらめず、関係を切らずに「やろう」としていくといつの間にか相手との関係が変わっていたりする。
急激な変化というより、夜が白々と明けるように・・・。ハッとわかったという変わり方をしても、次にまた、わけがわからなくなって、ごちゃごちゃして、また、
少しわかって・・・と、の繰り返し。漆を塗るようにだんだん光ってくる。
(こころの天気図より)
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