「のぼせが終わるところに関係がはじまる」

夫婦関係、友人関係、師弟関係、あるいは人と物との関係も、「のぼせ」と「のぼせの終り」によって、関係が深まるといえる。
もっとも、それには多様性があり、一つの大きな波のような経過をたどる時と、小さい波が何度も繰り返されるような経過をたどる時もあるだろう。

もう少し複雑になってくると、あるレベルではハッキリと醒めていながら、異なるレベルではのぼせを継続していく、というような形をとるかもしれない。
ともかく、のぼせから醒めたときから、大切な仕事がはじまることを知っておかないと、せっかくの「のぼせ」を生かすことができないだろう。

(こころの処方箋より)
2006.10.02:反田快舟:[仕事の流儀]

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