歌人・俵万智。
1987年、初めて発表した歌集「サラダ記念日」が260万部のベストセラーとなり、空前の短歌ブームを巻き起こした。
それから10年後の1997年には歌集「チョコレート革命」を発表、それまでの恋を爽やかに歌った路線とは一線を画する官能的な恋愛の歌で、新たな局面を切り開いた。
「私は、100%幸せだなっていうときは、歌なんてつくらなくてもいいや、という気分になってしまうんです。逆になにか満たされないものがあるときのほうが、自分を見つめるし、そこを埋めるようにエネルギーも出てくるのです」(トップランナーの言葉より)
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