憩いの場

我々は何気なく毎日を暮らしているが、考えはじめると人間が生きていくことは大変なことである。

現代のように社会が複雑になり、必要な知識や技能も多くなっていくと、ストレスもますます高くなっていく。

人間は緊張をほぐし、リラックスしなければストレスに耐えられない。そのためには何がしかの「憩いの場」が必要ではないだろうか。

一番いいのは、自分を無条件で受け入れてくれる家庭である。相当無防備に自分をさらけ出し、多少の欠点は許される気安さがある。

ところが、その家庭が憩いの場でなくなっている。そのために、強い孤独感に襲われる。
それに耐え、戦って勝っていける人はいいが、そうでない人はどこかに逃げ道を求めるしかない。

そのようなとき、誰か深い人間関係を持てる人が一人でもいるだけでも、その人にとって「憩いの場」になるのではないだろうか。
2009.06.09:反田快舟:[自分を見つめる]

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