いまは母性がもぬけの殻

単純に、自立だとか、生きたいように生きるということを考え出すと、母性を否定したくなります。
しかし、生きるためには、父性と母性の両方をバランスよく持っている必要があります。

子どもが母性にあまり深く取り込まれると、自立できにくくなるし、実際そういう子どもが確実に増えています。
そこで、よけいに母性を否定する傾向が強くり、いまは母性がもぬけの殻になっている時期だと思います。

例えば、子どもを早く自立させようとして、離さなくてもいいときまで手離してしまうことがあります。
自分の人生の中に、いままでの母性の裏返しではなく、母性も含めて考えていくことが新しい生き方ではないでしょうか。

(父親の力母親の力より)
2009.04.29:反田快舟:[自分を見つめる]

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