昔の「イエ」は個人の自由を奪いすぎるので、われわれ日本人もそろそろ「イエ」を出て、一人の人間として自立していくことを考えねばなりません。
しかし、人間は「自立」はできても「孤立」はできないのです。
やはり家族の間の温かい人間関係に支えられてこそ、本来の自分らしさを生きられるのです。
その意味では、やはり家族が大切であり、それは従来の「イエ」と異なり、家族の対話を大切にする「家」になっているはずです。
そのことを私は、「イエ」を出て「家」に帰る、という表現で示しています。
(父親の力母親の力より)
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