負ける対象はいろいろとあります。場所や実際に使う人、建てる人など・・・。
そういう人の気持ちを聞くということですね。
その人が「1」言ったとしたら、その裏には「100」くらいの気持ちがあると思っています。
そんな「1」の中から本当の気持ちを聞きとろうとするわけです。
そして、その部分をどう生かしていくか、それをプロジェクトの強さにしていくわけです。
負けることで強くなるというのが大事なんです。
最初から自分のスタイルを決めて押しつけたものは、独りよがりですごく脆いと思います。
By隈研吾
(プロフェッショナル仕事の流儀15 File No.45より)
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