エンカウンターの授業には様々なプログラムがある。
この日は、10の権利が書かれた手製のプログラムが配られた。
「きれいな空気を吸う権利」「愛し・愛される権利」「みんなと違っていることを認められる権利」・・・・などなど。
書かれている権利の中で、何が一番大切な権利かを、グループに分かれて話し合って決める。
話し合う中で、生徒たちは自然と、一人ひとりの考えや価値観が違うことに気づいていく。
エンカウンターの意味は「出会う」。
これまで知らなかったクラスメートの一面や気づかなかった自分自身の考え方にも出会う。
100を超えるエンカウンターのプログラムを駆使して、生徒の「自己理解」「他者理解」を促し、クラスのつながりを深めていく。
(プロフェッショナル仕事の流儀15 File No.44より)
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