命と向き合う壮絶な現場

通常、看護師は担当の病棟が決まっているが、北村にはそれがない。
循環器、脳神経、呼吸器を問わず、重篤な患者を受け持つ。

「おはようございます。今日はしんどいね。いっしょに元気になろうね」
意識のない患者にも、ごく普通に話しかける。
声をかけながら呼吸の様子や肌の張りで、病気の変化を読み取る。

看護のスペシャリストとして北村が何より大切にしていることがある。
「患者と向き合う」

病気の方たちは、自分の病気から逃げ出すことができません。
そばにいることで、生きていくことを支えるのが私たちの仕事だと思っています。

By北村愛子

(プロフェッショナル仕事の流儀14 File No.41より)
2009.02.06:反田快舟:[仕事の流儀]

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