私は「庭は30年」と言っています。
人間と同じで、最初のうちは手塩にかけて、細かいところまで面倒を見てあげる。
そして、成長して、30歳になるころには独立しますよね。
同じように庭も、その頃になってようやく“人格”が出来上がるような気がします。
10年や20年なんて本当に短くて、100年や200年を経てだんだん味が出てくる世界です。
庭には寿命はないんです。
そのためには、自然の恵みというものが存在するべきだと思います。
By北山安夫
(プロフェッショナル仕事の流儀14 File No.40より)
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