動物は、種類によって病気の出方が違います。
それを踏まえた上で、それぞれの個体の癖や年齢も考慮して対処していきます。
もともと野生の動物なので、具合が悪くてもなかなか表面に出さないのです。
野生の中では、自分が弱っていることを知られると、攻撃されたり、食べられてしまう。
だから、本当に具合が悪くなるまで、自分の身を守るために症状を隠すわけです。
体調の異変に気づいた時には、もう治せないということが多いんです。
大切なのは、食欲・行動・排便の様子を日頃からよく観察すること。
長年見ていると、パッと見て「普段とどこかが違う」と直感的に気づくことがあるんです。
By勝俣悦子
(プロフェッショナル仕事の流儀13 File No.36より)
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