自分でも不思議ですね。
大学を出て都市計画のコンサルタント会社に入り、その仕事をづっと続けるつもりでした。
青年海外協力隊に参加したのも、英語ができるようになることが目的でした。
結果的に、協力隊でフィージーに行ったことで、視野が大きく広がったと思います。
当時のフィージーは貧富の格差や人種対立がすごかったのです。
日本では考えられないような民族の抗争を目の当たりにしました。
また日本のこともたくさん知るようになりました。
現地の人によく聞かれたのが「あなたの宗教は何ですか」ということ。
知らなかった世界を見て、気づかなかった日本を知った。
それが原動力となり、この仕事を続けようと考えました。
By杢尾雪絵
(プロフェッショナル仕事の流儀12 File No.34より)
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