ユニセフ活動にジレンマはあるか

最初は、会議や書類整理ばかりで、すごく官僚的な機関だと思いました。
また「子どもを助けるために、こんなことばかりしていていいのか」というジレンマがあったのも事実です。
「NGOのような市民活動の方が、もっと具体的に子どもたちの状況を変えていけるのではないか」と。

しかし、世界には貧困にあえぐ子どもがたくさんいて、年間1000万人の子どもが5歳までに亡くなっています。
そういった状況を考えると、目の前にいる子どもたちを一人ずつ救っていっても、世の中は簡単には変わらない。
時間がかかっても地道に環境づくりをすることが大切だとわかってきました。

By杢尾雪絵

(プロフェッショナル仕事の流儀12 File No.34より)
2008.12.16:反田快舟:[仕事の流儀]

この記事へのコメントはこちら

※このコメントを編集・削除するためのパスワードです。
※半角英数字4文字で入力して下さい。記号は使用できません。