作家にとって作品は子供、編集者は作品を世に出す助産婦。
作品の誕生を助けるために、石原が全力を注ぐ仕事がある。
原稿の最初の読者として作家に感想を伝えることだ。
感想の伝え方次第で作品に輝きや深みが増したり、またその逆もありうる。
石原は本当にいいと思った点を、言葉を尽くしてほめる。
心にもないことは決して言わない。
ネガティブな指摘をすることはない。
作家自身が、ほめられた点を考え伸ばしてくれことが大切。
ほめるときは全身全霊を傾けてほめる。
(プロフェッショナル仕事の流儀10 File No.28より)
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