写真を撮るプロの心理

撮っている間は空気になりたいですね。
人と人との間にカメラがあって、写す側と写される側がいる。

その人の本来の姿を撮りたいと思っても、
カメラがあることによって通常ではない状態になっているわけです。

だから、言葉や態度によってお互いの関係をできるだけ透明なものにしたいん
です。
そして、ある思いがふっとその人をよぎって、一瞬の間ができたときにシャッ
ターを押します。

時間をかければいいものではないですね。
いいものは自分の心が動いた瞬間に撮れるものです。

By上田義彦

(プロフェッショナル仕事の流儀9 File NO.27より)
2008.09.14:反田快舟:[仕事の流儀]

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