医師として生き続ける

医師を続けているのは、やりがいがあるからです。
苦しみも大きいですし、つらいことも多い。
けれども、治した時の喜びはもっと大きいんです。

僕はルーズで怠慢ですが、始めた以上は何があっても最後まで続ける。
それが僕の昔からの信念なんです。

「一つのことができないやつは全部できない、一つできたやつは全部できる」
と、ずっと信じてきました。
だから、途中で少しぐらい休んでもいいから、絶対に完走しよう、と。

成功もプロセス、挫折してもプロセス。すべては人生のプロセスです。
人生というのは夢や希望をエネルギーに時間を飛び回る旅人です。
そのカバンには思い出しか入らない。それ以外には何も残らないんです。

生まれ変わっても、もう一度、医師をやるでしょう。
やり残したことがいっぱいありますからね。

By上山博康

(プロフェッショナル仕事の流儀9 File No.26より)
2008.09.11:反田快舟:[仕事の流儀]

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