医者としての最高のモチベーション

患者さんからの手紙やメールはすべて読んで、必ず返事を出しています。
みんな、人生がかかっているので、困り果てていることが文面から伝わってくる
んです。

よそではできない手術をしてあげられたら、「やった!」という感覚が得られる
でしょう。それがあるからやっているんです。

手紙や外来を含めて患者さんと接すること、患者さんの人生に触れることが、
自分のモチベーションを高める一番のエネルギーになっています。

患者さんが元気になって、「どうもありがとうございました」と退院していくとき、
あの瞬間は、外科医にとっての凱旋なんです。
あの喜びを、若い先生たちに一刻も早く味わってほしいんです。

By上山博康

(プロフェッショナル仕事の流儀9 File No.26より)
2008.09.06:反田快舟:[仕事の流儀]

この記事へのコメントはこちら

※このコメントを編集・削除するためのパスワードです。
※半角英数字4文字で入力して下さい。記号は使用できません。