生徒のどこを観察するのか

生徒全員がそれぞれの考えで答えてくれるのがいい授業だと思っています。
そのためには、一人ひとりを知っておかなければいけないんです。

彼らを理解しようと思うのなら、まずはその素の状態をインプットするんです。
だから、一挙手一投足をしっかり見ます。

教壇でしゃべってばかりいると、なかなか個人が見えてきません。
彼らが自分の意思で動いているところを観察していると、
「この子には、こんないいところがあるんだ」とか、
「この子はいつもああいう態度をとっているけど、じつはこうなんだ」
ということが見えてくるんです。

By田尻悟郎

(プロフェッショナル仕事の流儀9 File No.25より)

2008.08.23:反田快舟:[仕事の流儀]

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