一対一で向き合う

田尻の授業には名物がある。一対一で行う口頭の小テストだ。
生徒一人ひとりと直接話すことで、やる気を引き出し自信をつけさせる。

一定の数の小テストをクリアすると、その生徒は先生役となり他の生徒のテスト
を一対一で行う。
そこでは生徒同士の教え合いが始まる。

その間に、田尻は、授業に積極的でない生徒たちを一人ひとりまわり直接指導する。
とことん面倒を見るぞ、というメッセージを伝えるjことで、生徒の心の扉を開
くのだ。

コミュニケーションを図るのは授業中だけではない。
放課後も、英語に興味をもてない生徒をつかまえ、積極的に話しかける。
希望する生徒がいたら小テストを受け付け、じっくりと向き合う。

(プロフェッショナル仕事の流儀9 File No.25より)
2008.08.21:反田快舟:[仕事の流儀]

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