花火の虜

花火には不思議な魅力があるんですよ。
光と色と音の三つが重なり合う魅力と爽快感は、格別なものがあります。

動物と人間の決定的な違いは、火を扱えるかどうかといわれています。
また、文明の発達は火を扱うことによって押し進められたとも聞きます。

そういう意味で、火には文明のふるさとみたいなとことがあって、
それを扱うことに対する憧れみたいなものが人間にはあるのではないかと思います。

その火を芸術化したものが花火なんです。
だから、その魅力は人間の心に沁みついているんですね。

By野村陽一

(プロフェッショナル仕事の流儀8 File No.24より)
2008.08.14:反田快舟:[仕事の流儀]

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