視野を狭くしないためには

ひたすら研究に打ち込むことは大事ですが、それが独りよがりになっては世の中
に通用しません。
僕が「恋をしろ」というのも、相手の気持ちになって考えようということ。

教育や経営に理念が必要なように、技術者も理念から始まるんです。
その理念とは「幸せになる権利は誰にでもある」ということ。
だからロボットも、人が皆、幸せになるために存在しなければなりません。

日本では、いわゆる3K(きつい、汚い、危険9な職場に導入されましたが、
今後は、体の不自由な方や高齢者が使えるようなロボットが開発されるでしょう。
そういった優しい技術は、優しい心がなければ開発できません。

By小栁栄次

(プロフェッショナル仕事の流儀8 File No.22より)
2008.07.16:反田快舟:[仕事の流儀]

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