料理は何のために存在するのか

「工夫して、心くだくる想いには、花鳥風月みな料理なり」湯木貞一の詠です。
工夫を凝らして、相手のことを思えば、すべとのものがもてなしとなる。

料理とは、その人の生き方が形になったものかも知れません。
一品一品に、ぼくの全てが入っている感じ。
一つひとつの素材にも、生産者の情熱や気持ちが込められています。

そんないろいろな要素を全て集めて、一つの形にするのが料理だと思います。
だから絶対に気が抜けないんです。

By徳岡邦夫

(プロフェッショナル仕事の流儀7 File No.21より)
2008.07.09:反田快舟:[仕事の流儀]

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