木から教わったこと

人間も自然の一員であり、人も木も生命として同じだなと思います。
「この木を治療してやる」という態度でいたら治療はできません。
「治療をさせてもらうけど、教えてください」という気持ちで臨むと、いろいろなことが見えてくるんです。

最初のうちは小生意気な女だったと思います。
それでも、最初はうまくいく。
それで自信過剰になって、「この木は私が治療するんだ」と立ち向かうと、木からシャットアウトされてしまう。
ものを言わないからこそ、
謙虚な気持ちで一生懸命に木の声を聞かないといけないとつくづく思います。

By塚本こなみ

(プロフェッショナル仕事の流儀6FileNo.16より
2008.06.12:反田快舟:[仕事の流儀]

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