テストドライバーの適性とは

運転免許さえ持っていて、車が運転できるのであれば、どんな人でもテストドライバーになれます。
あえて、適性のない人を挙げるとすれば、車をよく運転していて、しかも自信のある人。
一度ついた癖を矯正するのはゼロから教えるより難しいんですね。

それでは上手い運転というのはどういうものかというと、記憶に残らない運転だと思います。
車から降りてから、「あの人の運転はどうだったんだろう」と考えた時に記憶に残っていない。

ステアリングが上手かったとか、ギアチェンジがどうの、というのは、そこに特徴があるということ。
それが例えよい意味であっても、特徴が強く出るより、記憶に残らない運転の方が上手いと思います。

By加藤博義

(プロフェッショナル仕事の流儀5より)

2008.05.20:反田快舟:[仕事の流儀]

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