新車開発のカギを握るテストドライバー

われわれが普段利用する車の快適な乗り心地をつくり出すためには、
21世紀の現代ですら、人の五感に頼らざるを得ない。
その判定を下し、開発の方向を決めるのがテストドライバーである。

加藤博義は、テストドライバーとしてただ一人、国選定の「現代の名工」に選ば
れている。
時速200キロを超える極限状態の中で、車の運動性能を確かめ、
問題点と改善の方策までフィードバックする、その能力。
加藤の言葉は“神の声”とまで呼ばれる。

(プロフェッショナル仕事の流儀5より)
2008.05.19:反田快舟:[仕事の流儀]

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