チームは異種格闘技

佐藤は商品ごとに20人ほどの独自のチームをつくる。
メンバーは社員以外に、社外のデザイナーやコピーライター、営業マンなど、
会社の枠を越えて人を集め、商品のコンセプトから容器のデザイン、広告まで一緒につくり上げていく。

ミーティングの場は職種を越えて、全員が意見をぶつけ合う。
「徹底的にこだわってくれ!結局一つのものしかつくらないんだから」
佐藤の熱気が伝播し、皆その気になっていく。

「惜しいねえ。これかな? もう限界?」
う~ん、値段的には・・・・。」と苦しげに答える担当者。
ほぼ、ゴール。でも、まだ、何かが足りない。もっと上に行けるはずだ。
佐藤は、またダメを出した。

メンバーはいう、「あそこまで信念をもって言ってくれる人はいない。この野郎と思いつつも、納得してもらうまでやろうと思うんですよ」

(プロフェッショナル仕事の流儀4より)
2008.04.27:反田快舟:[仕事の流儀]

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