商品には開発者の人間が出る

大手飲料メーカーの商品企画部長、佐藤章。
年間500万ケースで「ヒット」、1000万ケースで「大ヒット」といわれるこの業界で、
缶コーヒーが、1999年に1050万ケース、翌2000年には緑茶で2250万ケース、
2001年はウーロン茶で1300万ケース、2002年はアミノ酸飲料で1470万ケースと
4年連続の大ヒット商品で、業界をあっと言わせた。

コンビニエンスストアの清涼飲料コーナーで、消費者が商品を選ぶ時間は約2秒。
その2秒で、いかに商品を手に取らせるか。商品は、その開発者の「人間」が出るという佐藤。
「間違えてもいいんだ。自分を出せ」。共に闘う部下たちに、佐藤は今日もハッパをかける。

(プロフェッショナル仕事の流儀4より)
2008.04.26:反田快舟:[仕事の流儀]

この記事へのコメントはこちら

※このコメントを編集・削除するためのパスワードです。
※半角英数字4文字で入力して下さい。記号は使用できません。