オーダーメイドと普遍性

お客様にとって、いいと思ってもらえる家にすることが一番ですが、
次の世代の新しい人にも、やっぱりいい家だと感じてもらいたい。
個人にぴったりの家でありながら、一方では普遍的な家でもありたいと思っています。

かって、世界中の名作といわれる住宅を見て歩いた時期があるんです。
その時、外国の家でも、「ああこれはいい住宅だな」と思えるものがあった。
以来、自分のつくる家もそうありたいと思うようになりました。

ジーンズのように普遍的なよさを持っていて、なおかつ普段着として愛される家。
パーティ用の服を着て毎日は暮らせませんよね。
肩ひじ張らずに着られて、しかも着心地のいい服が普段の生活には大事でしょう。
そんな住宅をつくっていきたいですね。

By中村好文

(プロフェッショナル仕事の流儀4より)
2008.04.18:反田快舟:[仕事の流儀]

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