手書きの理由と、その効用

家の図面を引くときは、僕はずっと手書きです。
手で描く効用は、「手で考える」感じなんですよね。
「目を養い、手を錬る」という言葉があるでしょう。
「手練」ともいいますよね。

手で描くときには、筆記用具が必要です。
鉛筆とボールペン、そして筆ペンでは、タッチが全然違う。
スケッチをしていて、「何だか調子が出ないなあ」と思っていても、
筆記用具を変えたとたんに進みだしたりする。
それが「手で考える」ということかもしれません。

By中村好文

(プロフェッショナル仕事の流儀4より)

私の乏しい頭でも、企画はパソコン上で考えるより、
紙の上で自由レイアウトしながら考えた方が創造的になるような気がします。
脳科学者の茂木健一郎さんによると「脳は不確実性を喜ぶ」のだそうです。
2008.04.16:反田快舟:[仕事の流儀]

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